能、歌舞伎ズム
2010年 05月 07日
本日は、以前からお約束の、揖斐愛さんと朝から「能と歌舞伎」のそれぞれを、話し合うことができました。能「松風」と歌舞伎舞踊「汐汲」と「浜松風」について〜、「黒塚」の薪をかかえる老女の思いと、その決壊のこと、「千手」その後に対する私達女子の持つ、出家感は明るいこと。「砧」への憧れー。能も歌舞伎も、男性により創作されてきた点など、あっという間にお昼が過ぎてしまいました。先日の名古屋宝生会、愛さんの「清経」を見て、このお能の主人公は、若い夫婦であることを実感しました。それと地謡もすべて女性でした。大変良かったのです。音域の幅は男性のようにはいきませんが、全体にふっくらと艶やかなことが大変新鮮でした。また、「三山(みつやま)」のお話しも、以前、上七軒の踊りの会で拝見した華やかな花あらそいの演目が、この能からの創作と知りました。本歌を知ることは、全体の景色を掴めて想像の輪が広がります。
「砧」で、気になっていることがあります。西山松之助著「市川団十郎」に、九代目が二人の娘を女優に「三人砧」上演とあります。どんなものだったのでしょうか。今からDVD能「葵上」を拝見します。
「砧」で、気になっていることがあります。西山松之助著「市川団十郎」に、九代目が二人の娘を女優に「三人砧」上演とあります。どんなものだったのでしょうか。今からDVD能「葵上」を拝見します。
by ooca
| 2010-05-07 23:58
| 櫻香のつぶやき