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市川櫻香の日記


by ooca
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昨日は、女性の創造する歌舞伎のお話と「北州」お出かけ頂き有り難うございました。雨の中を、沢山お集まり頂きました。私の拙いお話しでしたが、どんな人がどんな思いでこのように生きているか、これまでに出会った方々から教えて頂いたことなどのお話し。終わってからも、若い方が、今、歌舞伎のどんなところを見たらいいのか、などの質問、なかなかいい質問です。ご興味頂けて嬉しく思いました。舞踊は、どれほど厳しいお客様の目にして頂けたか、また、この積み重ねが大切です。有り難うございました。夕方過ぎ、名吟会に河文へ。河文さんは名古屋の最も老舗の料亭です。十寸見会の小島康敬氏の新内、昔の深くて艶のある声の懐かしい新内でした。誠に結構で、有り難く思いました。邦楽は、お座敷で聞かせて頂くのと劇場では全く違うものに感じます。特に、外の雨の風情は、河文さんのお座敷から小唄の一節を見るようなしつらえが目に出来ます。昔と変わらない感じが有り難く思います。小さな頃からの懐かしい方々のお顔にも会え、子供の頃に戻って、拝聴。先日お
会いしたハイ・デザインのゴトウヒロシさんは、四十代、只今、小唄のお稽古に通い来年三越劇場での会です、と。母の小唄と常磐津のお稽古にも、若い方々が少しですがいらしています。圧倒的に教える師匠が減り続けていますから、今後、習いたくてもお師匠さんがいなくなってしまうようです。今日は小さな方のお稽古のあと、三寿也さんの出演している舞台へ、それも三寿也さん初ミュージカル。伊豫田静弘氏演出「万燈の輝く夜に」です。毎年刈谷の夏には、この音楽劇の舞台となる、万燈祭があることを初めて知りました。和紙と竹で作られた芝居万燈が舞台に沢山登場。声楽家の方々の中、多才を発揮の三寿也さんでした。
9月の私の会が成功しますように、明日から一層頑張ります。皆さん宜しくお願いいたします。

有り難うございました。

写真は、越川禮子著[江戸の繁盛しぐさ]オススメします。
by ooca | 2010-07-04 22:50