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市川櫻香の日記


by ooca
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つらつらおもんみれば…と

つらつらおもんみれば…と_f0228641_847730.jpg

ほめて育てると言いますが、育てることを目的にほめることはとても失礼に思います。本気に感動し思わず讃え、更に次の段階に引き上げる喜びは師弟共々の歩みです。
今日はそんな気持ちでした。    メキシコのお土産に、いも虫?入りのミニボトルのお酒が我が家にきたのは昨年。思いきって間近に見ようと手にしますが、いも虫さんと目が合いそうで、なかなか凝視できません。 このお土産、むすめ歌舞伎公演での鎌倉三代記、端場をニューヨークから参加の女優さんの為にお書き下さった、常磐津和英太夫さんから頂きました。勘寿さんのご親戚のフラメンコの方とメキシコで公演をされたそうです。立ての語りは、勘寿太夫さん、真っ直ぐ天に向かう情の語り口と、フラメンコの情念。芸能の根元につき進んでいかれた方々にジャンルの壁はないに等しいのでしょう。いも虫入りのお酒をコワゴワ見ながら、江戸の洒脱、常磐津と情念のフラメンコの舞台を想像しています。
皆さんいつも有り難うございます。
(昨晩送信忘れていました)
3月7日訂正します。・・勘寿太夫さんは、このメキシコ行き、お芝居のお仕事の為に行かれず、和英太夫さんが、立て語りで行かれたそうです。勘違いして和英大夫さんごめんなさい。
和英太夫さんは、江戸時代から代々の火消しのまといをあずかるお家の方です。そして、洒脱な常磐津の風合いを持つ語り口の太夫さんです。芋虫のお酒大切にしすぎでしょうか・・。芋虫ちょっとふやけているように思います。追伸でした。
by ooca | 2011-03-03 08:47