市川櫻香の日記


by ooca
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尾崎久弥先生と梅田邦久先生

我慢しているのを、微笑みながら、相手をクスッとさせて,人に伝える人。「あっ」と、この人、無理しているのかも・・と、我慢の中身を、感じたくなります。
自分の我慢を、自分の中で、「いつか、わかってくれる時がくる」から「人には、わからなくても自分の中で処理しよう」むしろ、わからないように処理することを選択する人、どこかの時点でごく自然に伝わったら、本当はいいですね。そうじゃないと、つらかったりします。
相手に、戸惑っている自分を、どう伝えるかは、相手との間に、通い合うものが、あるかどうか、通い合うというのは、感じ合うこと、感じ合うということは、生き方への憧れや、そうそう、そうです、月を見上げて思うことに似ているように、昨年の勧進帳で、富樫は、月を見上げるように弁慶を感じました。これは、勧進帳を上演するなかでいきついたことでした。弁慶、富樫が、互いの奥深くにある、充実した見識を感じました。
お稽古の中で、そのことを学びながら、なんだか心が深まって、出演者が、喜びとしているのもわかりました。
言葉なく通い合うことを、月にうつし、あの月の、おく深くに・・こんな感覚を大切に感じます。

月を見上げていると、おすまししながら、ちょっと見せる、あたたかさ、かわいさ、やさしさを思いませんか。
「月の笑顔」という言葉を、妹背山の橘姫に使ったり、子供の曲には「関の小万」のなかにも唄われています。


江戸文学者、尾崎久弥先生が、日本の伝統芸能の学舎である、我が、中部邦楽教室の演奏会のプログラム、今から50年前に書かれているものですが、「熱く学び、熱血となって深く知る」でした。
この精神同様いつも、熱血でした。叱咤激励がぴったりな先生でした。人は尾崎先生を、取り巻き、たくさん笑い、たくさん学んでいる感じが子供の私にも感じられました。
「櫻と鐘の時」4月7日に向かい、お稽古と準備、進んでいます。
能楽師の梅田邦久師の、語りでのご出演も、チラシができた後に、決まりました。卒寿に向かわれる、梅田先生の、心体と脳は、深くて、鍛え上げられ、有難いお手本です。
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by ooca | 2012-03-22 10:57