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市川櫻香の日記


by ooca
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かかみの里の

先日の、各務原、村国座での
お芝居は、役者もスタッフも
お客様と一緒に浮世の時間を超越
し、村国神社の聖域の中に「遊ぶ」
「神様と遊ぶ」有り難い感覚に浸ら
せて頂きました。
何百年の年月といった時もないか
もしれない。すべてが、ひとつきり。

花の精達に歌ってもらった歌の歌詞
と節は、家のお稽古場で口ずさみな
がらすぐできました。

【まず、たいそうは、梅の花
如月は、ツツジ花、弥生は
桜、卯月、卯の花咲く頃は
閻魔の舌ぞと、牡丹咲く
鳴る子かけて、鳥を追え
鳥を追え、花が散る、花が散る】

かがみの里の私のイメージです。
実は、あの脚本の前に、村国男依
の子、志賀麿と、幼なじみのサラ
のお話しを書きました。
優しい気持ちになれるお話しです。

昨秋、初めて各務原の山田寺に
行き、そこで、みかんらし
き実のついた木の下に、みかんら
しきものが落ちているのを拾い、
皮をむいてその黄色い果実を、口
に入れました。町で同じことは、
まず、しないのですが、この時
私は各務原を口の中で感じました。
忘れない味です。
もしかしたら、神様の洗礼?
大地のあったかな味でした。
by ooca | 2013-11-13 11:14