市川櫻香の日記


by ooca
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昨日、船弁慶

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昨日むすめ歌舞伎公演「船弁慶」演奏家を入れての合わせ稽古を行いました。

平家物語の資料を、以前、研究者の山下宏明先生から頂き、今回も使わせて頂いて
歴史を再確認。
公演当日、11月7日の前日の11月6日「義経ら大物浦に風浪に合い逃亡する」
今から830年前、文治元年(1185)の出来事となっています。
偶然のこととはいえ、源平に思いを馳せる私たちには、より歴史を近くに感じます。

このことを、能樂に創作したのは、今から630年程前、観世小次郎義光によります。
長唄として開曲されたのは、今回の公演で使わせて頂いている、杵屋勝三郎
明治3年(1870)。
歌舞伎での上演は、明治18年(1885)に九代目團十郎が初演。
この時の作曲は三代目杵屋正次郎。今から130年前の11月公演に
上演となっています。

私たちが特に心を引き締めることは、伝統芸能の実演家の皆様とのこと、なかでも
弁慶のお役に、能樂の高安流御宗家がこころ良くお引き受け下さったことは
行くすえの先に伝わることへの、責任さえ持たせて頂く事と重く感じています。


時代の変革を求める中に、変わらずあり続けていくことは、先行の先輩
先達の培ってこられたものへの敬意。そこから学ぶ姿勢でありたいとひしと
感じながらお稽古は終わりました。当日まで皆で成長します。







 
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by ooca | 2015-10-07 13:57 | 櫻香のつぶやき