市川櫻香の日記


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太鼓負(たいこおい)

「一生懸命になることはいいこと」と、子供の頃より言われて育ってきたわけですが
何がどういいのか、あまり考えたことはないと思います。
3月12.13日と上演する【太鼓負】は、狂言の中でも珍しい作品です。あらすじは、こんな感じです。《祭りの役に、先払いの警固の役が決まった男が、得意げに妻にそのための用意を言いつけます。しかし、妻は先払いなど軽い人足の役、もっと大きな役をもらってこなければ家には入れないと男を追い出してしまいます。仕方なく男は祭りの世話役である頭人の許へ出向き、役の変更を願い出ます。やがて祭り見物に出かけた妻が目にしたものは、華やかな祭り行列の中にもひときわ目立つ大太鼓を背負い、汗ぐっしょりでよろめきながら歩いてくる男の姿でした・・・一生懸命の男の姿に妻はー。》この作品は、華やかな祭り行列そのものが中心に扱われています。わわしい女と甲斐性なしの亭主、狂言の中にある夫婦の典型です。今回、本物の亀崎潮干祭の警固行列35名が提灯を片手に、囃子ものを打ち鳴らしながら、お芝居の中の警固行列の役をつとめていただく。虚と実ない交ぜの祭りと芸能のひとときとなります。そして、一番の見所は、狂言の佐藤友彦さんを亭主に、歌舞伎の坂東彌十郎さんが、妻をお引き受けくださり、そのわわしい女の見栄張りの様子をお二人がどう織り成して演じられますか。この催しの、祭りと芸能【日本の伝統と遊ぶ】のメインディッシュです。
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by ooca | 2016-02-15 23:40 | 未分類