市川櫻香の日記


by ooca
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大物浦ー船弁慶

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5月15日〈日)2時より「むすめかぶきを楽しむ」神戸湊川神社神能殿
船弁慶をさせていただきます。

能が、スペクタルな観世信光の作品、「船弁慶」、「紅葉狩」を作った
時代こそ、歌舞伎への芽吹きのはじまりでした。時代は風流を好み
歌舞伎の始祖女性芸能者を世に産みだしていきました。
しかし、女性芸能者は荒々しい洗礼を受け、好奇な目の下に社会から
葬られました。
能は、我々民族の心を語り、物言わぬ声を伝えてきました。
私たち女性はそれをいち早く感受できる身体
「音曲と所作」「体と心」を一体にする底知れぬ術を持っています。
そして、未だ伝えきれない深い井戸を抱えたままの私たちは、能の
女性たちから教えられます。

歌舞伎の「リアル」と「誇張」その誇張を、能の「幽玄」に取り替
え強く深い感情の深淵を味わいます。

この世は過去の引き続きにあり、見落としてきた真実は都合よくかたず
けられることではなかったのです。向き合う時代となったのでしょう。
幽玄というのは、真実を知ろうとする強い思いにより、届けられるも
のではないかと思います。
この度、はじめて能楽囃子方の方々と、船弁慶を上演させて頂く運び
となりました。実はこれは大変大きな出来事に向かっているのです。
能樂囃子方の太く強い芸から引き出される「歓喜」
歌舞伎の長唄三味線、唄、役者の所作、台詞から現れる壮麗な「情愛」
男女、能と歌舞伎という形や手法、置かれた背景の違いを乗り越え
両者で織り成す布が見事に出来上がりますよう、現代と伝統の試みと
なります。
          
むすめかぶきに親しむ 
五月十五日(日)二時開演 神戸、湊川神社【神能殿】
能とむすめかぶきによる
 《船弁慶》  弁慶  髙安勝久(能脇方髙安流)
         静    市川櫻香(むすめかぶき)
         知盛   市川りき(むすめかぶき)
         義經   柴川菜月(むすめかぶき)
        
         長唄  吉住小三代
              吉住小三友
              吉住小真莉
              杵屋 喜尚  
          
        能囃子 野口亮(笛方森田流)
              高橋奈王子(小鼓方大倉流)
             中田弘美(太鼓方金春流) 
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by ooca | 2016-04-15 16:31 | 櫻香のつぶやき