市川櫻香の日記


by ooca
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むすめがむすびに

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暮れになると「むすぶ」ことを考えます。
紅白の水引をむすび、着物で何本も体に紐をむすび、最後に帯をむすび。注連縄をむすび、昆布にかんぴょうをむすびます。
結びは、結い上げの結いの文字をつかうところに、むすびと、ゆうの、関係がみえます。むすびもゆうも何か体にしずめこむ、あるいは、出ようとするものを押さえつけていること。これは、日本民族学の礎を築いた、折口信夫が昭和21年国学院大学ではじめた「神道概論」の「むすび」論

考えれば、おむすびが、食べものを越えて美味しいのは「むすび」という、人と神様の儀式のあとの「いわい」がこめられているからなのでしょうか。
大和言葉で、「むすび」は「いわふ」というらしいのです。「い」は「ゆ」ともいいます。常磐津の本に「ゆわふ」とあり「い」と「ゆ」の間を語ります。
となると、ゆわふ➡ゆふ➡結う、となると、むすびがいわふに繋がっていくわけです。
むすびが、祝いとつながるとわかりやすい。
そう、日々、食することこそ、祝いで「いただきます」と誰かに言うのです。
誰かは、みえないものも一緒、見えないものにこそ、伝えているのです。
今も生活のなかに古典はあります。なぜこんなことするのだろうーそうしないと気がすまない、なぜー。

「新春を壽ぐ」も大事な会となります。
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by ooca | 2016-12-27 00:28 | 櫻香のつぶやき