市川櫻香の日記


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今年と昨年

明けましておめでとうございます!本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

1日は、お稽古場で皆さんと新年のご挨拶。明日からお稽古です。
15日は、謡、長唄お三味線、むすめかぶき、一般参加体験
等。
29日第二回「新春を寿ぐ江戸から現代へ」名古屋能楽堂12時半より開催。東西と名古屋の実演家による、邦楽と舞踊の会
昨年、特に印象に残った舞台は10月の「本朝廿四孝」。
序幕は、長唄吉住会の皆様による【若菜摘み】の曲を源流にし、奥山景布子先生の脚本を竹本泉太夫が朗読。
以前より、詩人村瀬和子先生から、能【求女塚】を示唆。近松半二原作の序詞に書かれている我が国の風習<若菜摘>の因をたどる貴重な思索を得た。この若菜摘みの行事は、平安貴族宇多天皇、890年に始まった。若菜や野の<緑>と雪の<白>の対比は、清らか、純粋、柔かなイメージを含む優美、若い汚れを知らない心、自然のリズムに合わせた先史の時代。神と人。能【舟橋】の親と子から本朝廿四孝へ、様々の要素は人のすべてにつながる、時代は薄い層のひとつに過ぎない。

弓矢の時代から火縄銃に、単発から機関銃になり原爆まで来てしまった。

長尾謙信館を、水口一夫先生の脚色により能様式歌舞伎に。狂言佐藤友彦氏皆さんとの舞台はこれまで【泰山府君】【船弁慶】。今回初めて歌舞伎演目を共同演出、出演。同じ宇宙にあり、個人と個人の駆け引きではない、形そのものが精神へ、緊張と集中の持続した舞台。伝統の正しき尊重が、正しき創造に通じることを確信できた。能狂言とむすめかぶき3年目の効果。もとより、阿国歌舞伎前後の時代に成された能歌舞伎、覚触を深めている。

今年もご声援をお願いいたします!
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by ooca | 2017-01-02 02:38 | 未分類