市川櫻香の日記


by ooca
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

そそうの心

見えないところでは、誠実に真面目で、贅沢にして、 名人であるという、善いものを備えて持ち。見える姿では敢えて「そそう」にする。
自然体の飾り気のない姿の素敵な人が見えないところの「そよう」で 全体をまとめあげているのは、そばにいて自分までなんだか善き心地になります。
「そそう」は、能.茶道.歌などの中でも特に上等な教えのです。
歌舞伎は「そそう」を、形に舞踊の振りにこしらへ愛敬にしながら、時に「おつ」に仕立てていきました。
そこに、音をつけて際立てたところ、生真面目と贅沢 の間を照れて、くだけた拍子となって、息づかいの芸は「のり」「間」となっていきました。「間は魔」とも言わせるほどの体感的な「妙」を作り上げていきました。
善竹の「麁妙」に傾いた善き「そそう」と言えます。
そうです、伝統芸術は「善きそそう」を仕立てることを伝えていかなければならないのです。
一朝一夕に手に入らない、見えないところに手間をかける日本の技の極意。
どの分野でも活かせる人間の極意を学ぶのが私達の目的といえます。
本日の子ども達、素直でした。即、捉えて絶大なる「妙」を身にします。驚きました。


  
[PR]
by ooca | 2017-02-25 21:13 | 櫻香のつぶやき