論語
2017年 07月 06日
「自分の中に身体化した知識を、ぐつぐつ煮込む」
温故知新をこのように、わかりやすく話される
安田登さん。孔子は、論語の冒頭に、習うことを、繰り返し学ぶといっている。それが作用し、何かが産み出され新しいものが飛び出す。煮込むという繰り返しの魔術的な時間。これが学ぶであり習うである。
大学の授業のあと、生徒と体育館でお稽古をし、安田登さんの寺子屋へ。会場は、京都三条、瑞泉寺。瑞泉寺は、豊臣秀次の祀られているお寺てす。門に入ると、以前、坪内逍遙「桐一葉」を上演した時をふと。淀の方が夢と現実のさかいで、心の闇がさらされていく、魔物の腹に入っていくようだったことも。
「自分の中に身体化した知識を煮込むと、物事の新しい見かたにー」人間にしかできない分野です、進化は終わりなくつづいていきます。
by ooca
| 2017-07-06 22:25