市川櫻香の日記


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2017年 05月 31日 ( 1 )

團十郎復活

この本に、むすめ歌舞伎「黒谷」の章があります。[病室でもう一つ仕事ができた。]の書き出しで始まり、成田屋の女性歌舞伎の流れから、紆余曲折を経てのくだりがあり、私が「もうそろそろ娘でもないので、自分の会をやってみたいと」「櫻香の会を始めた。」と当時のことをお書きいただいています。
團十郎先生の思いはこの本からもさまざまに受け止められます。「歌舞伎の真髄とは」の章には、あらためて納得します。
~今の日本は「まず経済ありき」の考え方が充満しているように思える。この考え方は間違っていると私は思っている。根本的に直さなければいけない。人間としての生活には「文化」が必要だ。「文化」があって、そこにはじめて経済が生まれ動き出す~
と書かれている。そして、「文化とは何ですか」については「私の解釈は、文徳、即ち知恵によって動物である人間を教え導き人間にすることを文化というと思っている。」
この本で伝えていこうとされた伝統文化のことにあらためて気づくことがあります。
そして病気とのなかで得られた身体感と、ご自身の真髄であったと思われる、[胸中の綺麗]を感じとることができます。
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by ooca | 2017-05-31 08:16