市川櫻香の日記


by ooca
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ボキッコキッと聞こえる怖い音。はい、私のお膝からちょっとお皿がずれて〓。あちこち病院に行ってましたが、なかなかこの音がなりやまない。しかし、ご近所の石川接骨院、初めて昨日診て頂き、なんと、お稽古に轟いた恐ろしい音がなくなり、復活しました〜。先生は、お散歩で仲良しなわんちゃん、りこちゃんの飼い主さんです。少し前のブログで紹介しました白い美人〓です。どこに行っても治らなかったのに。先生のお姉さんが宝塚だそうでお稽古で酷使する足の様子をよく承知くださって、有り難うございます。名古屋市中区千代田の石川接骨院さんです。舞踊家さんにお薦めです。

写真は、千葉の海岸美術館です。浅井慎平さんの空間です。言葉に出来ないけど、空間ってこんな空気がいい。千倉の海の力が感じられて。自分の大切をいとおしくフカンすると、そんな自分も好きになります。私の力の源は、名古屋の鶴舞のお稽古場の地力パワーです。土曜日はウィル愛知で「北州」を踊らせて頂きます。心の中にあるじんわりとしたものを引き出していくような曲です。その日は、新作「天の探女」のお話も致します。

今日も蒸しています。皆さんお体大切に。
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by ooca | 2010-06-30 22:01

第ニ回 「櫻 別会」

第ニ回 「櫻 別会」を開催いたします。
016.gif 日時 : 平成22年7月18日(日) 開場1時、開演1時半
016.gif 場所 : 中部邦楽教室「舞台半寿」
 

016.gif 内容 : 一、常磐津「廓八景」 宮地友子
       二、お話「天の探女」について 村瀬和子(詩人)、市川櫻香
       三、萩江「八島」 市川櫻香
016.gif 御鑑賞とお呈茶 おひとり様 1,500円(当日受付)
             1時より、お茶とお菓子のご用意を致しております。

9月23日開催にて「第三回 市川櫻香の会」の準備も進んでおります。
新作「天の探女」・清元「保名」で藤田六郎兵衛先生(笛方)のご出演を頂くこととなりました。
珍しい上演となります。
今回の第ニ回「櫻 別会」では、
この新作についてのお話を、詩人の村瀬和子先生をお迎えして伺います。

前もってご予約が必要です。メールまたは FAX 052(323)4575 まで、
お名前、ご連絡先、ご住所、お人数、椅子の必要の場合はお書き添え下さい。
五十名程の定員どなります。定員になりしだい締め切らせて頂きます。
尚、演奏はテープとなります。ご了承下さいませ。


新作「天の探女」は、岩船伝説をもとに、女性の歌舞伎と狂言、女性の謡を軸に、
歌舞伎の浄瑠璃のジャンル、清元のお三味線と語り、
能のお笛、歌舞伎の囃子方により皆さんの心に、残る作品となりました。

伝統の力には、心の隙間を埋める雲のようなものを想像します。
雲が波となってひたひたと寄せたり、静かに時を待ったりして、何かしら経過を楽しむことが出来ます。この度は、伝統を日々に生き守る伝統の中にある皆さんがこのような形で新作に挑んでくださいました。異例な上演の一つとして誇れる舞台です。女性による創造を、特に、能の藤田六郎兵衛さんが能の監修をお引き受け下さり、清元志佐雄太夫さん、菊輔さんが歌舞伎側の世界を担当にして頂き実現に向かいました。
女性が感じて創造し演じる作品が少ないことは、女性の実演家の課題であると思っていました。このような機会を皆さんのご協力により得られましたことに深く感謝しながら、しっかり研究を尽くして参ります。
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by ooca | 2010-06-27 21:49 | 櫻 別会

いろいろあります

このところ、摂津国万葉時代の地形図をインターネットで見つけて以来素晴らしい内容で新作「天の探女」の準備に拝見させて頂いています。みぬめ神社には以前伺いましたがこの万葉の地形図を見ると昔が見えてくるようで、面白いです。みぬめの神は山の女神です。実は、みぬめ、[天の探女]の大切な役割となって現れています。
退くことも、進むことも、深めることには変わらないのです。女性が歌舞伎をどのように考えるかは、私達の頂いた大切な役割だと感じています。なんだか、そんなことを思うのは、大層おこがましいのでしょうが〜。

明日は、むすめかぶきの催しがあります。是非どうぞといってももうお知らせが遅すぎますね。歌舞伎体操で、表現する心体を体験するワークショップです。午後1時から2時半まで。名古屋市中区鶴舞駅徒歩5分「つながれっとNAGOYA」特別セミナールームB
当日ご参加の方歓迎です。連絡は090 4445 2106 まで明日6月26日ですよ。

お庭のヒヨドリは順調に巣を守っています。まだ、ひなは生まれていないようです。楽しみです。

明日は朝、以前むすめ歌舞伎公演の「大江山今様風聞」の美術で大変お世話になった、ゴトウヒロシさんが東京からいらして下さいます。フランスと日本の文化アートの交流をされています。ご自身もお三味線がお好きで最近は長唄から小唄へとなんだか粋なかっこいい方です。年齢は40代なはずですが、年齢はあってないタイプな方です。
明日久しぶりに会うのに時間があまりなくて残念ですが、とても楽しみです。今日も有り難うございました。
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by ooca | 2010-06-25 23:33 | 櫻香のつぶやき

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今日もお疲れ様。先日、京都観世会館へ千手を勉強に。千手の出より、「妻戸をきりりと押し開く。御簾の追風にほい来る」華やかで、その戸を開ける体の丸みは、重衡への興味に若い千手のいとけない感じが表れて目に残りました。そのあとの「恥ずかしながら見みえん」重衡を目にとらえ恋する女の子の弾むような心持ちがリアルに感じられ、心理的な経過を感じました。重衡との最期の別れを迎える。「袖と袖との露涙」後に残った、千手は立ち尽くす、いやその間さえ与えず一瞬に悲しみがせきをきった。見終わって数日たちますが、あとになって一層心ひかれる舞台というのはこのことでしょう。演じられた梅田邦久先生から以前、千手のお心をお聞きしました。その時にはわからなかったことが、今少しずつわかり、また、生涯思い出しては気づいていくことになるのでしょう。有り難うございました。昨年上演を試みました新作「千手」はこの後日のお話しでした。また機会があれば、ぜひ再演したいと思います。今日は、9月の櫻香の会に上演の保名のお稽古に。藤間藤子先生
の振りを、蘭景先生、蘭黄先生からご指導頂きに上がりました。保名は、二十代に西川鯉女先生から西川の振りで教えて頂いて、その時、随分お能からの(かたち)のものと感じました。また、一からおしえて頂くことは、色を重ねていくことのように深めていくことです。体が空気の中に溶けていくようにそのあたりのものとなっていければ。それがどんなものかはわかりませんが・・何かを希望するのではないことはわかります。お稽古場のお庭は紫陽花が満開です。それから、今年もまた伸び放題の木の上の茂みにこっそり、ひよ鳥が巣を作っています。
幸せを呼ぶ鳥です。

写真は、友達とまではいかない、可愛い、りこちゃんです。
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by ooca | 2010-06-23 00:29 | 櫻香のつぶやき

ホックニーのように

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昨日は、ボストン美術館へ。馬場駿吉館長にお会いしに。馬場先生は、名古屋市立大学医学部を卒業され、日本耳鼻咽喉科学会会長などさまざまな要職につかれている医学の方です。初めて先生にお会いしましたのは、先生の俳句。ずいぶん長い間、実際のご本人ぬきで先生の俳句に親しんで参りました。お会いするのはこれで二回目。伝統芸能の歩みに、ご意見を伺いたく失礼にもお忙しい中を、お時間を頂きました。物事の見方にひとつ間をー濁らせないで歩みたい、この思いで、馬場先生のところに向かいました。小さな頃からの大好きな、画家の北川民次先生の最晩年のお話などを伺いました。
晩年も私の留守などにお寄り頂きましたが、先生に、もっとたくさんお話を伺いたかったと悔やまれました。
馬場先生の俳句に出会いましたのは、名古屋の芸術のひとつ、「ねんげ句会」です。丸善でご披露される句会には、元名古屋市長さんで、中部邦楽総合教室の二代目の校長、杉戸清先生も、多才を発揮されていました。ねんげ句会でも、むすめ歌舞伎はおおいに可愛がって頂き俳句にも登場させて頂きました。
このように名古屋の方々に支えて頂き、その流れが、むすめ歌舞伎の根底となっていることを、有り難く感じました。
【星形の言葉を求めて】馬場先生のエッセイをまとめた御本、美しい黒の装丁は、先生に、お月様のイメージが重なります。それはそれは、じんわりとして清心な秋のお月様です。

夜、歴史作家大内美予子先生に本当にお久し振りにお電話。10年ぶりでしょうか、でも先生のお宅の電話番号がすらすらと出てきました、いかにその節お世話になっておりましたか・・ほんとうにありがとうございました。
むすめ歌舞伎、様々をご報告。昔も今もあまり変わることではないと実感。先生から中部邦楽総合教室が興した名古屋の文化芸能の血脈の支えは絶やさないで欲しい。と。
思えば、時代々に支えてに廻り合い熱を持って暖めていって下さったことを本当に有り難く感謝にたえません。杉戸清先生、御園座の先代会長、長谷川栄一 様、先代社長、長谷川真弘様、本当によくお稽古を見に来て下さいました。シュークリームの差し入れの箱をお供の秘書の方のお顔が見えなくなるほど沢山に抱え、若い私たちは大喜び。お稽古の邪魔にならないよう計られて、すーっといらして、熱心にご覧になられ、また、すーっと、お上手にお帰りになられ鮮やかでした。感動のシーンもたくさん頂きました。
その暖かな思いに報いたくて、お稽古に邁進していきました。
思い出せば、祖母のお弟子さんでもあられた様々な方々、ともかく素敵な見識のある絶対応援者でした。
情と見識をかたちにされて、ずるい考えを持った人は、才能はあっても、認めない。
品格を持ち、人を見る目利きでした。
祖母も私も、家中が、安心して芸能と向き合っていました。

様々な人との織りなす景色を、宝物に、かならず素晴らしいながめとなっていきますよう。


写真は、1997年の夏 ホックニーの十代の頃、丘陵の美しさに魅せられ至るところをサイクリングしたという思い出が表れているような、彼の故郷のながめ。ボストン美術館より、ザ、風景のポスターです。紫と黄色が映えて、ワクワクしたあの頃が感じられて素敵でした。

ありがとうございました。
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by ooca | 2010-06-17 06:40 | 櫻香のつぶやき
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サッカーワールドカップおめでとうカメルーンの子供たちの、輝いている様子も、素敵でしたね。
昨日はお稽古と新作『天の探女』
詩人の先生とお話のなかに、「ゼリーのように固まる時がありますよ」そうなのです。
以前このブログでもお伝えしましたが、住吉大社で出会った親切な方が今、とても意味がある
ゼリーの凝固にかなり役割を持っているようです。
サッカーは【神の手】川島選手は何かついてるぞ〜と盛り上がっています。

市川櫻香の会は9月23日名古屋能楽堂にて第三回を開催いたします。

今月は、むすめかぶきワークショップがあります。
26日午後1時~2時半まで
JR鶴舞徒歩5分「つながれっとNAGOYA」
特別セミナールームB(3階)です。浴衣。足袋ご持参下さい。

今を盛りの紫陽花をくぐって、お稽古場の入り口です。
常磐津、小唄、舞踊とさまざまな邦楽のお稽古場として、これまでにも多くの方々にとっての
大切な場所です。むすめかぶきもここから生まれました。

有り難うございました。
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by ooca | 2010-06-15 08:52 | 櫻香のつぶやき

皆かわいい〜

明日は第十期アイラブカブキのお作法の日です。楓のようなちっちゃなお手てで、一生懸命にお茶のお稽古です。
昨日は、恒例の中学での授業でした。勧進帳の台詞を格技場で皆で声にしたら、なかなか面白かった〜
その場で台詞を覚える人もいて次が楽しみです。ちょっと難しいかなーのお話しに、皆それぞれ何かに気づくと目を輝かします。歌舞伎の演目や年号覚えるより、大切なこと、皆さんがいつかふと思い出す授業だったら嬉しい。どこでも、いつもと変わらず、人に出会うことは、もう会えないのかもと思うと、いとおしく思います。皆、足袋は忘れずにね。お返事のいいのが一番です。
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by ooca | 2010-06-11 22:55 | 櫻香のつぶやき

いつも瞬間を感じます

日本の古代、神功皇后の活躍されたとされる時代は、女性の能力を神格化していたのでしょうか〜と思いながら、昨晩、ふとテレビをつけたら、民俗学の小松和彦さんが爆笑問題のニッポンの教養に出演。途中の、貴船神社のくだりから。貴船の神は、天から、船で、貴船に着き、鎮座、とのこと。その乗りおいた船は、石で作られた岩船です。貴船神社にまつられていました。いつも、なんだか興味の矛先に、合わせてごく自然に心持ちを引き上げる出会いをします。テレビは、パワースポットを取り上げる内容でしたが、貴船という地のあの湿った感じは、言葉では表せない感覚の幾重にも層となった見えない深さがあるように感じています。私は貴船の地のこの感覚と謡曲「岩船」から取材し、今進めている新作「天の探女」が同種にあると感じます。女性の演じる歌舞伎としてこの【天の探女】を9月23日名古屋能楽堂で上演します。謡曲の、岩船の註釈に探女のことを「隠密なるものを探り出す能力を持った女」とありました。本日、藤田六郎兵衛先生のところへ、二回目のお
じゃまを。歌舞伎のジャンルのこちらの会に、ご出演頂けることになり、お打ち合わせに参りました。お能のお笛方でいられる藤田先生は優しい心地で何かとお心づかいを頂き、おやさしい。私はずいぶん以前からご出演をお願いしたかったのですが…能と歌舞伎、その見識の壁と自己閉鎖がなかなか越えられるものではなく。ほんの少々年を重ねたので、今ならばと、少し胸を張って、思いをお伝えしてみたのです。良かった〜若い頃の藤田先生ちょっと怖かったのです。でも、私の四苦八苦の取り組みを遠目でご覧になっていられましたのは有難く思っていました。

ともかく、今年早々よりの準備もここから佳境に入ります。皆さん宜しくお願い致します。
今日も有難う。
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by ooca | 2010-06-09 23:22 | 櫻香のつぶやき
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「みんな夢なのよ、だって貴方たちがいなくなっちゃってどうやってジャズが出来るの」夢の中いや夢を追いかけてきた…吉田日出子さん演じるまどかの台詞、テレビをつけたら上海バンスキングが放映されていました。
文化村、コクーンで見てから何年たったでしょうか、夢は見るものではなく、追いかけるもの。追いかけているようで、実は夢を膨らませているようです。むすめ歌舞伎結成27年となりました。三ツ斗さん、三寿也さん、皆さんがいなきゃ、見るだけの夢でした。僅かずつではありますが、夢をかなえながらきましたね。
創造のカタチが不在だと気づいた時に、むすめ歌舞伎を止める方策をとらなかったことを良かったと思います。昭和20年代を駆けた市川少女歌舞伎の立女形梅香先生から、その当時の歌舞伎をそのまま教えて頂き、その後私達は「通し狂言」へ挑戦。私達独自の無謀な創造を團十郎師も、皆さんも応援頂いた〜。それが今日に続いている。創造に向かう芽を周りの方々が応援下さったことが有難い、おかげで多くの方々から学び、経験することが出来ました。
夢は当事者の熱意と、あとおしする環境によって膨らみながらカタチを見せていくようです。
有難うございました。
写真は、名古屋の友人「ブゥー」君です。
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by ooca | 2010-06-06 22:07 | 櫻香のつぶやき

「新しいことをするのに伝統を知らなきゃ」ね。
今日から入門の、小さなお弟子さんは、平成13年生まれ。お稽古場のお庭の紫陽花、身長よりうーんと大きかったですね。
明日は、アイラブカブキ10期の皆さんの第一回目のお稽古です。
力一杯、お体ぜんぶを使って、かぶき体操から始まりますよ〜。「おねがいします」
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by ooca | 2010-06-05 19:31 | 櫻香のつぶやき