市川櫻香の日記


by ooca
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昨日のお花 大坪のり子さんに生けて頂きました。
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by ooca | 2010-08-30 17:35

歴史を彩る女性たち

新作「天の探女」は万葉の時代に思いを馳せています。当日、お話し下さいます、村瀬和子先生から、この新作に対し大切な様々を今日までにずいぶん伺って参りました。
まずは、謡曲「岩船」を主体に取り組みましたことは、実は、私の家にある古い謡曲全集の一番最初が「岩船」となっており(イロハ順で掲載されているほど古式の全集です)、私は十代の頃よりこの全集を手にするたびに、この一番最初を開くことになるのでしたから、随分長きに渡って文字の上では親しんできました。この岩船を主体にする理由は、親しみを感じていたことが一番の理由です。しかし、まとめていく過程の険しい山道は、幾人もの先達が道先先案内に現れて下さらなければ、歩めなかったと思います。そのお1人には、まず、同じ女性の先輩の村瀬先生です。まるでマラソンランナーを支えて下さる先生のように思われました。私にとっての先生の名言には「ゼリーが固まるように」なかなか内容が皆さんにご覧頂く形にまとめられず、苦しみさえ感じていく私への、救いの一言です。「慌てなくても、ゆっくり固まっていくことでしょう」と解説つきで頂きました。有り難うございました。
一昨日、探していた、「歴史を彩る女たち」毎日新聞主催、近代画家の描いた展覧会、名古屋は2001年高島屋で催された際の図録を拝借することが出来、何より安田靫彦氏の描いた古代の女性たちにやはり魅せられています。その透明感に豊かさを感じます。
新作に、私が致します「みぬめ」は皇后に仕える、位の高い女官です。この時代には政治は、【御言持ち】(巫女の高位な立場の人と考えました)の力が強かったことを大切に、その役目をみぬめとしました。(歌舞伎では梓巫女などがありますが、江戸時代に生まれた歌舞伎にはあまり大切にされていません)
みぬめの名称は、神戸の万葉時代の海岸にあった地名でありまた、1800年前、神功皇后の時代に創建された、みねめ神社から頂きました。みぬめ神社では、山の神とも水の神ともされ大切に祀られています。
安田靫彦氏の卑弥呼、神功皇后、佐保姫など、本当に心が通ってくるように感じます。
こんな思いを培いながら、装束(衣裳)を工夫しています。
つづき
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by ooca | 2010-08-28 08:12

筆と紙

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緒方拳さんも北川民次先生に、自由に字を書くことをすすめられたそうですが、私も小学生の時に書道塾を行かさないで自由に書くようにと北川先生から母が言われ、塾を止め言われるまま、今に至りました。

浄瑠璃を習うのも昔は口伝えで、聞き書きでした。語りにあわせ、行を変えたり、間をあけたりも教えて頂きながら、感情の表現を先生からもらいました。
有り難うございました。
頑張ります。
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by ooca | 2010-08-26 10:56
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昨晩のNHK、プロフェッショナル〜の海老蔵さんに、皆さんから絶賛のお声が届きました。残念ながら見ることができなかったので再放送を楽しみにします。先日、團十郎先生から、昨年の、〔櫻香の会〕でお創りになられた「黒谷」の再演をされるーと伺い、とても嬉しく、「黒谷」の執筆をされた、闘病中の病室でのご様子も思い出されました。どんなことでも、次の方に渡す責任は、重いものです。團十郎先生はその責任の真っ只中でのことだったと思います。
素敵な海老蔵さんとぼたんさん、次への立派な橋がかかっています。
いつも沢山「おめでとうございます」って言えるのが幸せです。
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by ooca | 2010-08-20 09:34
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今を生きている私達が、向き合うべきものをとらえて、表現することが世界に通用しますと、モダン都市論を研究テーマにする、馬場伸彦氏と久し振りに。馬場さん「【天の探女】の本拠地神戸で予算ないけど…再演出来るといい内容ですね」私「お願いします」 まだ、初演前ですが評判上々で嬉しいです。ゼリーが固まるように大切に頑張ります。ご出演頂く皆様、どうか宜しくお願い致します。
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by ooca | 2010-08-09 02:32

天の探女

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「石は山のかけらです」老人から聞いたお話が、新作【天の探女】となりました。
老人は、兵庫県、本住吉神社で出会いました。この住吉の地に誇りを持って様々をお伝えくださいました。
ここから少し先、<天の探女>の場にもなっている<岩屋>という地名に<みぬめ神社>があります。
みぬめは、私の役です。実は、山の神様とも水の神様とも言われています。
万葉の時代に、このみぬめというのは地名として、和歌に何度もでてきます。
<みぬめ>という言の葉に、多くの人の深い心がのせられています。
  みぬめ神社も、お勧めです。とてもよい気配いのさわやかな神社でした。
有り難うございました。
ぜひ、櫻香の会<天の探女><保名>へお運びをお待ち致しております。

  女性の演じることは、女性の信じているものに近づくことです。
 女性がどんな役目を持ってこの地球にいるのでしょうか・・忘れてはならないのですね。

  一生懸命、女性の演じる歌舞伎を思っていたら、大切なことに出会って
  <天の探女>です。

         今日も有難う
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by ooca | 2010-08-06 19:25

花一輪凛として

ちょうど今です。そのつどを、大切な機会にしていくのはどうでしょうか。千葉法務大臣のことについて、命について。大臣が死刑執行に立ち合われたことは大変重要なことだと思います。祖父の仕事は罪を裁く立場にありました。戦後は戦争で翻弄された自身の立場に、悩み続けていたように思います。当時、まだ小さな私でしたが、優しい祖父が、時おり、近より難い背中を向けていました。今思うと深い苦しみがあったように思います。罪を憎みて、人を憎まず。人にはくせがあります。くせも時々全体を眺め、お花を生けるように、そのくせをどういかして眺めのよいようにしますか。心に重点をおく日本の美しいは、姿から心へ心から姿へ。【性分】を一度鳥かごに入れて鍵をかけ、外から眺めてみる。織田信長でしたか〜そんなことを考えながら人を見ることも、ふと癒されるきっかけになります。9月23日の【保名】、曲も人物も、(安部晴明の父が主人公です)大好きです。私は、この演目は、素踊りの舞台を見るのも、演じるのも好きです。なぜなら、演者
とお役が交差しながら存在するからです。そこに、夢があり、そこに舞台と客席の一体感があります。魂が浄化されていくように心が緩まります。今回は、まず今までにない舞台です。能のお笛との上演は、能の藤田六郎兵衛氏のお笛、深く、強く色を持って広がります。決して淡々とはしていません。戦いながらあった昔の音色から、一段と深く心に残るお笛になられたなどとは、ちょっとおこがましいことでした。藤田氏は、私を強い人と言われます。舞台の私は沢山を頂き現れるのですから強いのお陰は皆さんのお陰なのです。

今日も有り難うございます。
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by ooca | 2010-08-03 21:36