市川櫻香の日記


by ooca
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舞台はその時その場で面影となりました。能楽タイムズ11月1日発行に新作【天の探女】の様子が詳細に記されました。嬉しいです、それと、有難い…、大切な記録です。
今から探女の舞台で大切な童子のお役をしっかり努めてくれた、小さな真里さんのお稽古です。真里さんの可愛いエピソード最近のその1、私「人間国宝の先生にお会いしに行きますよ〜」真里さん「人間国宝さん?金閣寺ですか?」でした。
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by ooca | 2010-10-31 13:08
本日、昨年櫻香の会で初演の【黒谷】が再演されました。明日もあります。伺う予定が叶わす、残念ながら拝見出来ません。知恩院さんでの上演は、どんなかたちになるのでしょうか…、團十郎先生が書かれたこの脚本を最初に原稿で読ませて頂いた時を思い出します。熊谷陣屋の後、熊谷はどうなっていったのでしょう、藤の御方、敦盛卿、そして須磨浦で散った小次郎のこと。想像しながらも胸が込み上げてくるのは私だけではないはずです。届きました、團十郎先生の初脚本は、拝読というより気を沸き立たすような文字感に、こちらが、のぼせてしまいそうだったのを思い出します。今宵は【黒谷】を、もう一度読んでみます。

素晴らしい作品です、こういった歌舞伎が皆さんに御興味、お喜び頂けることは大切なことと思います。

有難うございました。
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by ooca | 2010-10-27 22:31

『わくわく』したい時

私は、わくわくしたい時、<かんぜんちょうあくのぞきからくり>と、小さな声でつぶやきます。これは、常磐津の演目名です。漢字で書くと、<勧善懲悪覗機関>。胸がつぶれるほど、忌まわしい日常に、どうにか懸命に生きている人、それを、支える人達、その反対に、悪があります。悪人は、悪行持って悪であり、善人でも、初めはそんなつもりはないが、結果、悪に向かっていけばそれまでの画策も悪なのです。人は、紙一重、弱いものです。このお話し、最後に悪が懲らしめられるかと思いきや、改心させています。ほっとします。作者は、河竹黙阿弥です。
常磐津曲として出来ています。江戸の庶民の間で大人気の当たり芝居となりました。常磐津曲としても聞く歌舞伎の代表曲です。今の時代にじっくり聞いてみたらどうでしょう、作者のぬくもりを感じられたらいいですね。

今日は、第十六回 【蘭黄の会】です。
ゲーテ『ファウスト』を日舞で。
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by ooca | 2010-10-24 14:31
またも、探女が知らせているのでしょうか 『一人の欲を願ったために』と、国を司る者の懺悔はお芝居の中のお話しです。現実に、今日も道路の陥没も起きています。岐阜、御嵩町は、戦前、亜炭の採掘をしていました。廃坑になり、そのまま空洞の地下の上に、町が出来ました。誰が懺悔しているのでしょうか。
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by ooca | 2010-10-21 08:00

敏馬(みぬめ)神社へ奉納

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今日明日は神戸、灘にある敏馬神社さん秋のお祭りです、天の探女の朗読を祭典に奉納させていただきました。あいにくの雨ですが、たくさんの方がお集まりになられました。
社殿で、一人何役かの朗読劇は全く経験がないわけではなかったのですが、今日ほど体にしっくりと馴染むことを感じたことはありませんでした。また、セリフと状況描写の朗読との、感覚もごく自然に感じていく間合いになり、表現する意識が体と一体化する深い感覚を覚えました。
「苦しむことはいいこと」といわれてきましたが、本当になかなか構想が描ききれず、苦しむ中、徐々にかたちとなっていった感覚は、得られがたいいただきものとなりました。
さまざまな演者の手にかけて改良されていくことができればと思いました。
 
 奉納後の<なおらい>での氏子さん皆さんと、また、サントリー文化財団学術研究助成で初めてお会いして以来応援いただく、大阪市大の素粒子のご研究の、菅野礼司教授との再会も、有り難く、新作「天の探女」に感謝いたしました。明日は、山車がたくさん出てそれは素晴らしいお祭りだそうです。

菅野礼司教授は、囲碁を子供さんの教育に取り入れることの効用をおっしゃられています。
「私達の教育改革通信」も発行しておられます。私も何度か、私なりの伝統を書かせていただいています。

伝統は技術のみではないこと、さまざまな刺激を受けて、私にしかない何かがあることでなければならないと
思います。
苦しかったけど、新作に挑戦することで、身につける力を得られたように思います。

私達は、これでいいのでしょうか?と、1993年以来、むすめ歌舞伎10年目での壁に、義経千本櫻の半通しに始まり、葛の葉、梅川忠兵衛などで答えを求めて挑戦しました。しかし、歌舞伎は、女性が上演する伝統ではなく男性による伝統ですから、この壁とどう向き合うかが、女性の伝統芸能者である以上大きな課題です。もちろん、明治期の市川九女八先生他素晴らしい女性歌舞伎役者は数々おられました。時代、環境など変わっていく中、そのことに刺激を受けながら、それをも浄化作用としつつ伝統の演劇、舞踊を女性の芸能者として、伝えていく方向は大変僭越ですが、めざしていくには大きすぎるほど意義はあると思います。
そういう点においても、新作を創造することと、それを繰り返し上演することは大切なことと思います。


「天の探女」は、日本神話から学び、現代社会の中の私達を、外側から見る機会となる作品として
今後さまざまな場面で上演していくことを希望しています。

皆さんどうぞ、宜しくお願いいたします。

    ありがとうございました
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by ooca | 2010-10-09 15:18
先のブログに大きな間違いがありました。ご指摘のコメント有難うございました。そうです、『天の探女』の奉納は、午前11時から始まります。午後11時は間違いです。ご迷惑な間違いで失礼致しました。午前11時ですからね。
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by ooca | 2010-10-03 11:31

紅葉が楽しみなこの頃

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10月9日午後11時から、神戸、みぬめ(敏馬)神社で、『天の探女』を朗読させていただき奉納致します。
私1人の力ではこの脚本は出来ませんでした。感謝をこめて、奉納の日を迎えたいと思います。ご参加ご希望の方、是非どうぞ。みぬめ神社は、新幹線、新神戸駅から車で10分。最寄り駅は、灘駅または岩屋駅です。『天の探女』の内容は、このみぬめ神社あたりに材料を得て書くことができました。またまだ、改良改作のつもりです。今日午前中は、アイ〓かぶき です。小さな人たちから沢山元気をもらいながらお稽古です。

かぶきは、私たち人間の弱さを見せながら、悪人も善人も生きる者に愛情をかけ、いとおしみをかけます。生きていく中で大切な心を育てることにつながりますように、願っています。
有難うございました。
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by ooca | 2010-10-02 09:22