市川櫻香の日記


by ooca
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<   2010年 11月 ( 9 )   > この月の画像一覧

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ザ ギバー、想像以上の出来でした。原作ドリームギバーをもとに、学生が脚本を書いた作品でした。
AV制作のスタジオでの卒業公演。写真は終演後、昨年私の授業をとってた生徒たち。 今皆だれもが、未来を作っていること、忘れてない?

有難うございました。
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by ooca | 2010-11-26 18:27

重しです

秋晴れです。
今朝、團十郎先生の会見を見ました。まさに、父親の慈愛でした。なかなか人間というものは…。私の勝手な考えですが、自身を追い込んでいくことの一つの結果にしては、本当に大きな重しに思います。

ご案内です。来月5日 櫻別会 人間国宝の常磐津一巴太夫師から「芸談」を伺います。私は、常磐津 景清を踊らせて頂きます。解説もあります。名古屋、鶴舞駅徒歩3分、於、舞台半寿(中部邦楽教室)での催しです。
芸談は、人生の生き方として、皆さんに聞いてほしい。芸能者、芸術家の苦悩は逃れられないこと。
今から、甲南女子大学、メディア表現学科演劇身体表現ゼミ卒業公演です。
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by ooca | 2010-11-26 16:26

今拾いました

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中電ホールから芸術文化劇場へ向かう道で出会った枯葉の皆さんです。 急いで名鉄百貨店の個展へ行きます。
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by ooca | 2010-11-23 16:37

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今日は今月23日の名古屋邦楽協会演奏会に出演の母と母のお弟子さんの常磐津「小夜衣千太郎」の下合わせでした。母とお弟子さんは女学生時代の同級生です。二人で162歳。阿吽の呼吸は若い人にはない二人のムードで不思議です。今日は親戚の孝則君が赤ちゃんを連れてご挨拶に、孝則君は小さな頃はおとなしい無口な男の子でしたが、今では立派な弁護士さんです。その赤ちゃんを抱っこする母が、この子の大きくなった姿はきっと見られない…と、ギュッと抱きしめ泣き出します。あぁ1日1日尊く感じていくのだなぁて、それは透明な感覚。母の常磐津、今が一番素敵です。
そういえば、昨日大学の授業で自分の鏡獅子を久しぶりに学生と見ました。のちの獅子のくだりで、ふっと我に戻ってしまい毛がふれなくなったその時がよみがえってきました
見る側には支障に思うところはないのですが、私はささいなことですがその一瞬我に戻ったことを思い出しました。学生皆、私って気づかないので、なぜか嬉しく思いました。

12月5日は、一巴太夫先生に私が聞き役に回って公開のトークです。常磐津全盛期から時代の変化を聞いてみたいと思います。あと私は「景清」です。今日も頑張りました。
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by ooca | 2010-11-21 00:23

阿国

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阿国さんの時代は、突然にやってきたのではありません。その以前の幼い子供達の「ややこ踊り」の時代がありました。更に技芸へ夢中に進んでいった女性達にとり、女性芸能を風紀の乱れを招くという理由で、幕府から禁止をされたことは今とは時代は違いますが、芸に純粋に向かう者にとり、厳しいことだったと思います。
芸は見えない宝物です。かけがえのない大切なものです。話しは変わりますが、皆が宇宙飛行士となって宇宙を実際に見ることは難しいことですが、見えない宇宙を見たいと様々に夢を抱くことは小さな頃からあります。体を使う伝統のお稽古には自分の中にある宇宙に気づいていくことにも出会えます、芸の持つ魔法の力かもしれません。見えないもの、そうそう、コツとか工夫は見えないものの力を頂いています。ただ想像と物真似だけではだめ、様々なことに心を尽くし、考え続けて、いつも心からそのものにつとめていくことを心がけて…あっお料理の方もそんなことお話しされていました。ぜんぶ、何事も同じですね。
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by ooca | 2010-11-14 16:36

出雲の阿国その1

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6年前に出雲市大社町の、阿国400年に「京鹿子娘道成寺」をさせていただきました。その前年が、ヨーロッパ公演でした。引き続き演奏家も女性での出雲は、阿国さんのお墓にもお詣りし、お礼も。その時書いた阿国さんのことがこれです。【子、私はなぜ生まれたか知りたいお父さん、お父さんはそのことを教えてくれなければいけない。私はその答えをかぶきおどりで、引き寄せていた。会えなくても繋がりを感じる予感がした】名古屋に戻っても阿国さんのことばかり考えていた時期でした。そうそう、あの時、所化に出演してくれた大社町の子供達は、あの公演を忘れないでくれているでしょうか、ー私達の乗っているバスを追いかけて、歌舞伎携帯ストラップをくれた子供達、眩しい太陽が沈みかけた中を自転車に乗って追いかけてくる子供達、あの映画のような真実は宝物です。写真は神戸、相楽園の見事な菊です、草木の王様と言われることも納得します。空の上から見たら輝く星に見えるでしょう。常磐津「菊の栄」の詞にも 書かれています。王道な凛々しさです。
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by ooca | 2010-11-11 01:26

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10年前にこのポストカードを購入以来、目のつくところを移動しつつ、「忘れないように」の大切なカード。このカードを見てすぐ、むすめ歌舞伎に入ったばかりの当時、高校生だった女の子を連想。精一杯トキトキしながら、恥ずかしがりでお話しが苦手。あの年齢にあるアンバランスな感覚が可愛くそっとその様子を見ていたい気持ちで、このカードを買いました。内面から沸き起こる、まだ無秩序で、集中力というエネルギーによってなんとか存在している危うさがありながら、うつむきな面持ちの中に、まっすぐな輝くものを持って不思議な均衡を保っていました。いつからか、このポストカードを、出かける際に、目のいくよう玄関近くへ移動させました。恥ずかしがりはまだ、生まれてくる前の感覚なのでしょうか、何か敬虔な神妙な大切な感覚に思えます。
大学の授業は実技が続いています。伝統芸能からお伝えできることは沢山あります。
皆さん次も足袋を忘れないで下さいね。
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by ooca | 2010-11-08 18:48

小泉八雲の面影

ラフカディオハーン、小泉八雲の書いたお話しは、彼が幼くして別れた母への追慕だったと知りました。画家、安野光雄氏がハーンの故郷ギリシャに彼の母の面影を求めていました。これは、ふと目が覚めて何気なくつけたテレビの番組です。耳なし芳一などを書いたラフカディオハーン事小泉八雲、その母との間にある見えない糸をたどっていました。日本を愛した小泉八雲への、その胸中を、私はずっと不思議に思っていましたが、やっと理解をすることが出来ました。昨日、来月ある、研究の為にいらした外国の方々に、日本を少しでも理解していただけるよう、日本の表現を、解説と舞踊でお伝えする打ち合わせがありました。伝統芸能を通して、この国の良さをお伝えすることになれば、大変やりがいのあることと思いました。 それは、今の日本には彼方に取り残した、それこそハーンが求めた面影に似たものとなってしまいましたが、その面影に風情を見る感覚は国が違っても必ず持ち合わせているものであると思います。
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by ooca | 2010-11-04 04:09
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今日は、宗次ホールのランチコンサートへ初めて伺いました。1時間ほどでしたが、大好きな想像の世界に楽しむことができました。このホールは、入ると、手のひらの中に落ち着いたといった感触です。椅子に座り、今日のパンフレットのゲーテ作詞訳を読み、時代を越えても、魂は、変わりなく人間の内側から問いかけているだな、と、ぼんやり思索。ピアノが心地良く、本日突然のコンサート行きでしたが、良かったです。実は、今日は以前から声楽家の佐藤和子さんと久し振りにお会いするお約束。ならば、宗次ホールへ、と。ドイツの「ローレライ」、歌舞伎の「日高川」と比べたりして楽しめました。
写真は、お稽古場にて、佐藤和子さんです。【暾とん】の額に並んで頂いたのは、佐藤さんのお祖父様が、この文字を書かれた尾崎久弥先生。祖母と名古屋の邦楽の大きな発展を実現しようと熱血久弥先生、文字には、先生のお気持ちが筆に現れ、いつ見ても熱く込み上げできます。私が生まれる前に掲げられました。私は子供の頃、邦楽教室の会ではいつも久弥先生に手を引かれそばにいました。紋付き袴に、絵に書いたような立派なお髭、明治を生きた気骨な先生は、渾身の力を振るって、たゆまず練磨に明け暮れる師弟の絆を叱咤激励。まだ小さかったのですが、そんな先生を身近にしていたことを、有難いと思います。今もその熱い思いを感じることが出来ます。私の原動力かもしれません。佐藤和子さんのお顔、久弥先生にそっくりです。
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by ooca | 2010-11-02 01:06