市川櫻香の日記


by ooca

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御園座の歌舞伎が千秋楽を向かえました。

勧進帳はやはり良かった。胸にぐっときます。有り難うございました。
藤八、何かすっーと飲み込める感じで、こんな具合いも新蔵さんらしいものでした。

小さな時に歌舞伎を通して、力一杯に声を出したり、着物を着て、厳しくかたちや風情、情緒、心から姿へと学ぶお稽古は、私達の土台作りに思います。何をするにもまず、その土台から始まります。
想像しながら我慢をし、我慢をしながら想像します。最年少の俊人さんと真里さん、随分長い時間を座ってお稽古に加わっていられました。
「わからないけど、こうじゃなければならないということが、あるようです」
頑張りましたね。

今日もお疲れ様でした。
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by ooca | 2011-02-27 00:05

サッカーの中に見つけた

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富樫のイメージを高校生に伝えなくてはいけない時、どう伝えますか?むすめ歌舞伎公演の朗読様式「勧進帳」のお稽古が、連日続いています。富樫を身近かに、なんとかその印象を理解して欲しいと考えた末、富樫を【サッカーのゴールキーパー】に例えてみました。これは、よくわかったようです。富樫の歩き方も、最初の名乗りも情けのキーパー・富樫への愛情も生まれていきそうです。我ながらなかなかの例えと思いました。写真は、先月の初舞会の時に撮りました。なんだかポーズをしてしまう2人です。実はこの2人が、弁慶と富樫に挑みます。日本の伝統をむすめ歌舞伎を通して学びたいと昨年から通っています。
2人とも小さな頃から舞台やコマーシャルのお仕事をしてきました。日本のことを学んでいきたいとむすめ歌舞伎公演の出演者募集に応募してきてくれました。日本舞踊も始めました。心と体はお稽古によってどんどん膨らんでいきます。頑張ってます。
成長を楽しみにしていきたいと思います。

今日は、ずいぶん暖かくなってきました。有り難うございました。
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by ooca | 2011-02-24 00:46

その境地、空を見てね

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身体で覚えます。お稽古は、本番ののつもりで重ねていきます。台詞や身体の表現には、心情や型の前に、筋肉とか、真っ直ぐな心や体も表現のための大切な土台です。
自然な石がほっくり置かれているようなそんな正座をする時間が小学生の授業にあるといいですね。あと、きれいな言葉の授業とか。それは、鼻濁音、が、ぎ、ぐ、げ、 ご 。心情の聞こえる美しい発声、音階。
小さな時から意識することをしっかり伝えて欲しいと思います。
連日、お稽古にきているお子さんたちが、御園座で初の歌舞伎勧進帳の鑑賞をしています。太刀持ちで出演している山田君の姿も見てみたいのです。その勇姿に、いつもの山田君じゃない、白粉にきりりとした眉、絵本みたい中に、富樫のそばにちょこりといるかっこいい姿。わからないながらも、エネルギーをもらっているようです。3月のむすめ歌舞伎公演、朗読・勧進帳にも、義経と後見に出演の2人も、8歳と9歳俊人君と真里さん、見に行ってました。
やはり、勧進帳は楽しいらしい。弁慶が富樫のふるまうお酒のくだりに喜んでいました。大人の人は、そこは「泣けました」と感想です。いつか味わって下さい。
それまで大切に

いつもお読みくださって有り難うございます。
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by ooca | 2011-02-21 12:28

畏敬の念

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9歳の真里さんは、体当たりしながら、少しずつ知らない人に出会います。今日は、平成21年度名古屋市芸術賞を受賞された田中幸子さんとご挨拶できました。
田中さんは、今度のむすめ歌舞伎公演、朗読様式、勧進帳に、朗読者としてその深い味わいある語り口を聞かせて下さいます。皆のお手本です。真里さんは、義経の大役です。
少し年上の、弁慶の香奈さんと、富樫の菜月さんのお稽古の最中、真里さんは、頑張って判官御手の手の出し方を復習してお稽古場の空気の一角をかたどっていました。その後、中日新聞の記者の方が取材にいらして、質問を受けました。朝日新聞で出版してる歴史漫画を愛読していることを、包み隠さず、回りの反応を気遣いながら、記者の方に告白しました。いつも真里さんは、考えながらも、偽りなく、一生懸命に自分のことを教えてくれます。結構勇気がいることだと思いますが、とてもいいことだと感心しています。
朗読する女たちの役柄は、この勧進帳の器の役割です。弁慶、富樫、義経以外の、士卒も四天王もまた、長唄の歌詞の部分、解説的な心情までをカバーします。お謡いがかりもなかなか上手くいっています。
こんな皆さんのエネルギーを大切に感じます。
感謝しながら学べることや、学んでいく人とともに学ぶことの幸せは、豊かなことだと思います。
畏敬というのは人に対してのみの作用でなく、場が生み出す心の作用に思います。

おやすみなさい明日もまた一歩春
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by ooca | 2011-02-20 01:01

夜のお稽古場

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現代に伝統はいらないのでしょうか
現代に伝説はいらないのでしょうか
日常と非日常がいつも同居していたはずが、私たちはいつから現実のみを見るようになったのでしょうか
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by ooca | 2011-02-17 23:36

間は大切な表現

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美しい日本には【間】の文化があります。この【間】は【気】とつながり、呼吸とつながることを伝統文化芸術から学びます。昨日は、10期アイラブカブキさん達の修了発表の日でした。小さな皆さんの面影を頂きました。子供さんのお母さんから、「ここの気が良くて、ここに通いたいの」って言われると、とても有難く嬉しい。お稽古場のあちこち写真を撮っておきたくなりました。ついでにセルフポートレート。

今日も、勧進帳に挑戦している高校生2人頑張ってお稽古でした。
大切に、大切なことを、お伝えしながら、お稽古に向き合います。

ありがとうございました。
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by ooca | 2011-02-15 23:56
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琥珀から伝説のボルドーへ、そして融合のロゼ。勧進帳をワインで現す二時間、参加された方から送って頂いた写真です。皆様と余韻の残る時間を持てました。
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by ooca | 2011-02-13 22:44

新たな旅、かぶき

明日はアイラブカブキ10期生の修了発表会です。今日午前中は最後のお稽古でした。昨年から一年、お稽古場の【とん】の文字、とんとんと、厳しく叩きこむごとくに、教える側教わる側共に鍛え合う時間を作ることが出来たでしょうか…。兎も角、次の一歩の為の時間であった思います。2時から、第一回歌舞伎サロン。歌舞伎とワイン【勧進帳】を味わう。皆さんのお影でとても良い会となりました。ありがとうございました。おくだ健太郎さん、サントリーの山名さん、そしてワインが大好きなのに飲むことが出来ず進行に、頑張ってくれた阿部さん、成田さん、りきさん、ありがとう。ワインをお共に想像の旅は、勧進帳を一層面白く楽しんで頂けたようです。一つ挑戦は、豆源さんの朧豆腐と赤ワインでした。これは、皆さんにもお喜び頂けました。勧進帳の曲を時折お聞き頂きお話しを交えて進めていきましたが、最後半、滝ながしからのテンポの良さが今さらながら素晴らしい〜皆さんと楽しいひとときを過ごすことが出来ました。この後の勧進帳朗読会のお稽古に新蔵さ
ん到着。新蔵さんにも、一言お話しを頂けました。ワインと勧進帳、新しい試みでした。来る3月26日27日むすめ歌舞伎、朗読劇様式【勧進帳】は初舞台の弁慶、富樫を支えて只今猛稽古です。どうか、皆さんお出かけ下さいませ。

ありがとうございました。
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by ooca | 2011-02-13 00:23
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仲良しの犬ブーゥさんが、古代犬に間違いないようです。なんだかちょっとブーゥさんを見直しました。だてに、用心深いわけではなかったんだね、長い歴史の中で培われたDNAなんですね。朝の、お散歩のあと、12日のお席の配置を、シュミレーション。歌舞伎とワインに適した場となるよう、椅子とテーブルの配置をあれこれ。和魂洋才。夕方、サントリーさん、準備のためグラス、何種類かとワインを搬入。お力添え頂いている山名さんも、今回のワインと歌舞伎をつなぐストーリーを作られ拝見。ワインと結び付けたい私の発案をご理解して頂きワインとの遭遇です。勧進帳の流れは、1、兄に追われ、都落ち、これは確か2月11日に伏見を出発、今から800年以上前の2月。愁然。琵琶湖を渡り、明け方の景色。安宅の関へ。2、パリ、オペラ座公演、團十郎師のビデオも見て研究された山名さんの感性にたよるところです。ノットから問答そして、金剛杖のくだり。富樫と弁慶の徐々に深まる心。ついに、弁慶涙。3、富樫と弁慶の心の内
。義経一行【虎の尾を踏む心地】にありながら、言葉にならない感動。さて、この大きくわけた三つを、ワインで味わいます。五感の体操みたいです。むすめ歌舞伎は随分以前にサントリー文化財団から地域文化賞を頂き、私は、学術研究助成を頂いています。 その流れの中で今があります。育てて頂いていると実感します。ワインと歌舞伎確かに深くて斬新です。アイラブカブキ10期生が13日で卒業です。少しずつ修了証を手書きしています。文字を書くのに全く自信はないけど、思いはなんとか伝えたいのです。あっというまでした。もっと、お稽古したいね。ありがとうございました。
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by ooca | 2011-02-11 01:34

節度とルール

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ルールは教えてもらえるけど、節度はなかなか難しい。芸術や文化は節度から生まれるように思います。
写真は今日の朝の鶴舞公園、椿の花びらの散歩道です。
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by ooca | 2011-02-10 23:12