市川櫻香の日記


by ooca
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昨日撮りました

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昨日は良いお知らせがありました。柴川菜月さんに、ある大学から、一芸「歌舞伎」で特待進学と、おすすめを頂きました。歌舞伎で特待は、日本、いえ、世界で初めてのことです。優れた役者や演奏家、文化を育てることは、これまでとこれからをつなぐ批評や評論をおこなうことも、また、その文化的意味を問い直すことのできる専門的知識の育成も必要です。そのことを大学と地域で考え実施されたようです。
形と心はコミュニケーションに不可欠なものです。その形と心を、学び、伝えることは、言語圏、地域を越え、文化学として問い直す新しい学問の領域になります。
文化事業にかかわる職を志す人達を育てていくことは、どの地域でも大切なことに思います。
日本の伝統を、身体で感受し、芸術と学問のより高度な段階を求めていく人達の育成、活躍を本当に期待します。
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by ooca | 2012-12-20 17:00 | 櫻香のつぶやき

伝統へ〜ノイズ

昨日の小学生の皆さん「歌舞伎」の身体は、日常のエネルギーの100倍を使うことがわかったかな。
身体から産まれるエネルギーに集中することは、息と想像が、かなり重要でしたね。身体の動きは大きく、気持ちを華やかにして、力が入ったと感じたら、それが「歌舞伎」への1歩です。。先週と今週は初めて小学校へ。(市川りきさん、阿朱花さんと)

ほぼ毎週開催の「伝統をつなぐ」指導者育成は、いよいよ「ワタシと歌舞伎」の製作に入ります。電通クリェーティブの中山さんにも、ゆるやかに関わって頂き、ビュジュアルアーツの澤尾先生と学生の皆さんと一緒に作品作りです。ワタシと歌舞伎の関係をありきたりにならず、直接的ではない表現方法で挑戦をします。隠された意味や価値を探り、現実との距離をノイズにして、ぎりぎりの融合をめざすことができればと考えます。これまで歌舞伎について考えたり、むすめ歌舞伎公演で、感じたことが、この作品作りにつながります。現代とコミュニケーションさせていくことを目標にします。3月発表をめざして製作ですから、頑張りましょう。
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by ooca | 2012-12-18 10:35 | 櫻香のつぶやき

心のからだ

紅白歌合戦の地方審査員として、大晦日のNHKに、出演させて頂いたことがありました。勘九郎さん時代の、勘三郎さんのご出演されている年でした。その時に、初めて、お声をかけて頂きました。勘三郎さんの舞台やテレビを沢山拝見し、お光のビデオなど、摩りきれる程見ていましたので、初めてお会いする気がせず、思いがつまり過ぎて、せっかくの機会は、シドロモドロでした。
勘三郎さんのお光も、鏡獅子の弥生も、女子の弾ける心が、こちらに飛び込んでくるようでした。弥生は、女子の、憧れと不安を抱く様子や、物思いにふける若い頃の憂慮な気分をかたちによく表しています。偉大な九代目團十郎、藤間勘右衛門の振付、初演です。
女子の時代の、魂おどる様子、それは、ひとたびに悲しみの淵と隣り合わせて‥ただ恋を待つ魂が幸福を伝えてくれると、信じ、キラキラと心踊らせ、ときめいて。
その魂を勘三郎さんの弥生で、何度も拝見しました。勘三郎さんの魂は、幸福だと、いつも感じました。幸福な感覚が伝わってきました。幸せを伝えていくことが、今必要だと、亡くなってから気がつきました。
信じるものから遠ざかってしまう社会や、時代に、心を反映させていく仕事の仕方こそ、多くの人が望んでいることに思います。
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by ooca | 2012-12-10 09:07
公演を終え、お稽古がはじまりました。北白川書房さんの冊子【東海食べ歩き】「忘れられない味」新春号に寄稿を頂き、昨日、書いているうちに、子供の頃の懐かしい記憶と匂いまで甦ってきました。私達の学んでいる表象は、無意識に表現していることを、意識しながら次の段階には、無意識から、客観的に、また無意識に、たどりついきたいという、願望まで含んだ、きわめて、針の穴からのぞくような心地を、飼い慣らしているものです。心と体、それは、記憶と五感と言い換えることもできます。優しい懐かしい記憶は、記憶の中に出演し笑ったり囁いたりしてこちらを見てくれている、私以外の方々からの定期便に思います。「戦って戦って、かちとって欲しい」と、芸術家草間弥生さんの言葉が、心に響きます。
有り難うございます。
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by ooca | 2012-12-04 11:30