市川櫻香の日記


by ooca
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

<   2013年 09月 ( 5 )   > この月の画像一覧

撮影の距離感

舞台と観客、カメラマンと被写体、他者と自分
人と人の関係をつくりながら生きてることを実感。
久しぶりに、撮影スタジオへいき、景清の御子孫
の方の撮影に立ち会いました。
関係をつくるのに何が大切なのでしょうかー。
どんな状況も深く静かに自分と向き合って
てみたらいいようです。

江戸時代から、景清家代々に伝わる古文書も
カメラにおさめました。
10月11日(金)に本日の写真も見ることが
できます、午後4時から5時まで、名古屋能楽堂
舞台に、和紙をのし仕様に舞台を包み、その
和紙の風合を感じながら、写し出される写真を
ご覧になって頂けます。能楽堂という器の中に
ある、充実した空間を体感してください。
緊張が心地にとけていく感覚を昔は大切にして
いたように思います。
空間は、見えない力、かつてから、今が入って
います、
[PR]
by ooca | 2013-09-26 18:49

10月22日(日)お楽しみ会

22日明後日の1時より「歌舞伎、鳴神のおしゃべり会」を致します。
来月から始まります、御園座吉例顔見世大歌舞伎へのお誘いの催しです。
私共の出演致します、10月11日のkAGEKIYO-月と「景清」にも
是非お出かけ頂きたいのですが、同じ月にあります顔見世をご紹介します。
それほど、私にとり、御園座は特別です。
名古屋に古くから住む私達、伝統を親しみにしてこられた人ならば
この地方に文化を創り、広めることに力を尽くされ、粋で高踏
を知らしめた御園座は自慢でした。初めて御園座が御園座ではない
劇場で顔見世大歌舞伎をするわけですから、力が入ります!
上演の劇場は、こちらも名古屋の粋人、元名古屋市長、杉戸清氏の
描かれた緞帳幕をそなえる昔からの劇場です。私達むすめかぶきを
大切に育ててくださった方です。30年が<ひとめぐり>と言います。
残してくれたものに今も背中を押して頂きながら、初一歩を踏み出して
いくのです。

はやく、新しい御園座が建ちますよう。
[PR]
by ooca | 2013-09-20 13:57 | ご案内

KAGEKIYO 月と「景清」


この度、10月11日(金) 名古屋能楽堂にて
文化遺産を活かした地域活性化事業/景清生誕860年記念
〝KAGEKIYO 月と「景清」″を上演致します。

本公演は、多くの皆様と、日本の伝統芸能を通し、日本人の心
武士に思いを馳せ、人間の「生きる」ことに目を向けます。
日本の伝統と創造により、晩年の景清に、肉親の「愛」により「心」を取り戻し武士以前に人間であることを気づかせます。
そのことが救いとなっていくように、願いながら本番を迎えます。

藤田六郎兵衛氏監修の元に、能の重鎮梅田邦久氏の傍に、伝統芸能を学ぶ若い人達が、能と歌舞伎の塀を飛び越え舞台をさせて頂きます。このことは大変意義あることと存じ公演の成果を期待するところでございます。
今後益々、日本の伝統芸能の価値を世界にお伝えする時代となって参ります。伝統を学ぶ者の意識も、又、周りの皆様のご興味も更に深めていく公演をめざしております。

多くの皆様に、ご興味を頂き、ご来場を賜り
ますよう願い申し上げます。   
[PR]
by ooca | 2013-09-19 13:06

10月11日 御案内

記者の方に、お集まりいただき景清生誕860年記念「月と景清」

10月11日(金)名古屋能楽堂の公演の宣伝を藤田舞台で致しました。

今終えて、ほっ・・・

f0228641_1784640.jpg
f0228641_1793631.jpg
f0228641_1713585.jpg
f0228641_17151665.jpg
f0228641_1719184.jpg監修とお笛、藤田六郎兵衛さんと。
[PR]
by ooca | 2013-09-13 17:20

かぶきの花、咲く頃

歌舞伎の始まり、女性達のおどりは
やさしく愛らしく、せつなく、純粋で
見る者は、皆、果報者になりました。
そこに、貴方がいてくれさえすれば
幸せーと思われるように生まれました。
そんなことを、たまに思ってみると
いいかもしれません。
体と思考を、つなぐ遊びが、今はな
いように思います、
体の中に、創造の感覚が眠っています。

お月見の季節となりました。
毎週通っています、各務ヶ原は
昔、お月見の名所だったと本に
書かれていました。
毎週、お月様を楽しみにしています。

この地は、壬申の乱672年にさかのぼる
ことができます。
この壬申の乱で功名をあげた
村国男依を神に、村国神社があります。
100基の石燈籠を両脇にすえる道を通り
赤い橋を渡ります。ここまでが私には
能舞台の橋ががりのように感じられます。
あちらとこちらは、求心的な神社、その横
に神の座、村国座、それに対して、遠い
彼方からやってくるというベクトルは、
心理的な遠さや、非現実の遠さを感じさ
せます。この橋がかりの元になる参道
は、周りの何も用意されていない、「無」
の中にあり、天上界や冥界から、または、
現実からそこに「やってくる」といった思
いを強く受けます。

これより二ヶ月後、11月3日この村国座で
「男依歌舞伎(オヨリカブキ)」をひらきます。
日本古代より女性の神秘的力は
祭祀をつとめる伝統的役割を考えても
様々に想像することができます。
女性達が集まり、表現をすることで、私達
人間が、あらゆる神秘を受け入れるという
扉を再確認することにつながればいいと、
そんな思いを持ちます。

村国座の舞台を、お客様に向かい小さくても
三方向に開かれた張りだしを仮に設置して頂
きます。演者と観客が空間を共有し、常に観
客もその空間を担っていることを感じて頂き
たいという考えと、適度な緊張がただよう空間
でありたいと思うからです。
芸能の根にある、「よき訪れ」を願い、心の
原点に行くことこそ、村国男依の思いではな
いでしょうか。演者観客が一体になり、「
村国男依」なるよき力が、ここ各務ヶ原に
あると一瞬でも、感じ合えることになればと
思います。
[PR]
by ooca | 2013-09-03 09:06