市川櫻香の日記


by ooca
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<   2013年 11月 ( 12 )   > この月の画像一覧

今朝の中日新聞に、昨日行われた「中日懇話会」の記事がありました。
文化庁青柳正規長官の「現代日本人の心と文化」と題した講演の内容
は、私達にとり益々の活力となります。お稽古場で、生まれ育った私
は、小さな頃より、日本の伝統が学校や、社会から離れていることに
戸惑いながら過ごしてきました。青柳長官は、競争的な都市文化と
伝統的な文化に乖離があると指摘し、「両者が接点を持てば永続性の
ある伝統と活力を持った文化となり、日本は世界に存在感を示すこと
ができる」と。
今日も、頑張ります!これから、大学で身体表現の授業です。歌舞伎
の演技を、私なりにしっかりお伝えします。
昨晩も、むすめかぶきの皆さんに、台詞の基本的技法を熱く語り、実演。
皆さんと頑張ってます。
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by ooca | 2013-11-29 12:06
今朝の中日新聞に、昨日行われた「中日懇話会」の記事がありました。
文化庁青柳正規長官の「現代日本人の心と文化」と題した講演の内容
は、私達にとり益々の活力となります。お稽古場で、生まれ育った私
は、小さな頃より、日本の伝統が学校や、社会から離れていることに
戸惑いながら過ごしてきました。青柳長官は、競争的な都市文化と
伝統的な文化に乖離があると指摘し、「両者が接点を持てば永続性の
ある伝統と活力を持った文化となり、日本は世界に存在感を示すこと
ができる」と。
今日も、頑張ります!これから、大学で身体表現の授業です。歌舞伎
の演技を、私なりにお伝えします。
昨晩も、台詞の基本的技法を語り、実演。
皆さんと頑張ってます。
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by ooca | 2013-11-29 10:25

初春ー壽三升景清

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豪傑英雄の景清を来年1月、海老蔵さんが新橋演舞場で取り組みます。能の景清は、晩年を日向の国、宮崎に盲目の法師となって生きのび、娘との再会をすることになっています。歌舞伎では、七世市川團十郎が制定した「歌舞伎十八番」に、四つの演目で登場しています。邦楽では、常磐津に描かれてています。喜怒哀楽、華やかで愛すべき豪傑です。世の中と人について、深い道理にあわせて生きるというより、自分の才能器量と気迫にまかせた人物に描かれています。頼朝を狙うこと37回、暗殺は未遂に終わっています。伝説になっていく人物は、自分の運命を充分に実践していますね。魅力的です。実は、景清の御子孫の方は、名古屋に住まわれています。先月、日本の伝統文化をつなぐ実行委員会主催「月と景清」の公演の際、同時に開催しました、澤尾康博さんの写真展で、景清の御子孫の方の顔写真もありました。景清さん、とても身近に感じます。皆さんと観に行く予定です。
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by ooca | 2013-11-28 23:33 | 櫻香のつぶやき

柳は緑 花は紅

 時代ごとに、個性を持つこと。
 時代ごとに、平等であること。
 時代は、個性を、継続していること。
 
 このことを、たまに忘れてしまいます。
 
 昨日の邦楽演奏会が、いかに個性的であったか。
 老若男女の演奏家が、自分の好みとする時代を、現代に継続しているのです。
 他者に共歓する能力を、のばしていくのは、文化環境が大きな役割になると思います。
 進歩や自由とは、なんてやるせない言葉なのでしょう。

 過去は、未来に対して責任を追う必要はないのでした。
 私たちの、文化資産は、人を思いやることのできる能力です。
 それは、個人の能力を超えた、永い伝統に根ざすものです。
 四季の移り変わりの中に深く感じる事柄です。 

 
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by ooca | 2013-11-25 00:00

紅葉の頃

皆様如何お過ごしでしょうか。
今年の紅葉は、大変見応えあるようですね。
私どもの近くですと、鶴舞公園、久屋大通りの街路樹も美しく
少し足をのばすと、香嵐渓、犬山の寂光院、先日の「紅葉深恋鐘」
の舞台、各務原のおがせ池あたりも、里山の秋を堪能できます。
昨日は、日本の伝統文化をつなぐ講座に参加させて頂きました。
皆さん茶箱点前のお稽古をされ、私も縁のある大切な方から
点前道具を頂き、いつもながめているばかりですので
お稽古を拝見し学ぶ側に。お稽古の楽しみは
子供の時の遊びと同じですね。全身一つに
なっていくことを楽しく感じられ
心地の良いものでした。

皆様も、良き師に巡り合い、共に助け合える仲間に出会えますよう。
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by ooca | 2013-11-24 16:02

Fw:嬉しい

あの人に会いたい、と思って歩いて、信号待ちのその時、何気なく後ろを振り向いたらその人が立っていた。なんてことありませんか?
これは、偶然ではなく、会いたいその人の、行動情報を脳がインプットしていて、今の行動に影響をあたえ、必然の範疇を想定し、行動に指示を出したのだそうです。こんな時、さわやかに動作を行うこと、いつかそのうちはないのです。今日も会いたい人に会えました。久し振りの二人は、何か、たのしい予感を感じながらおしゃべりに花が咲きました。今の私の年令は、様々、再開のようです。

今日は、チャコールグレーのウールのパンツに、紺のタートルネック、赤紺系のタータンチェックのフリルシャツ、紫絞りのスカーフを襟にまき、大学へ。ベレーも。
着物より、洋服の方が移動は楽でした。

明日は、名古屋、中電ホールへ、豊後半寿美の浄瑠璃を聴きます。演目は、常磐津「千代の友鶴」
です。日本の四季の中に喜怒哀楽を重ねて生きる人の営みを深く感じる曲です。邦楽のことを、昔は、味わうとも言いました。よく言い表しています。
豊後半寿美は、私の母です。母の舞台、久し振りです。祖母も常磐津の師匠でした。その普及に力を尽くし、今の私があります。母や祖母らの語りを聞きながら育ちました。
明日は、感謝しながら、一生懸命聞きます。
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by ooca | 2013-11-22 23:00 | 櫻香のつぶやき

今日のお稽古

今日のお稽古は、鳴神の前半、白雲、黒雲を麓に行かせるところまでと
外郎売の前半をしました。鳴神は、私達が、初めて東京で上演させて頂
いたお芝居です。場所は、日本橋三越劇場でした。
それ以前に、NHK のテレビで、團十郎先生から鳴神を教えても
らう機会を頂き、その時、鳴神は勿論、絶間姫も教えて頂きました。
鳴神は、若く美しく、そして、厳しい修行を行ってきた修験者、高僧の位取
りをまず大切にします。
彼は、山奥で反社会的な行動、雨が降らないよう行法を使います。
何故?鳴神上人は、時の権力者に背いているのでしょう。
その原因を、若い高僧の一途さと、狭義な正義感と考えてみることが
できます。歌舞伎の主人公は、憂慮な横顔を持った人物が、私達に
その深くて黒い心や、不安定な胸中を見せます。そこに、劇的要因が現れ
ます。劇的現場は、すぐそこまで迫ってきます。ここから、一つずつの
事柄は、主人公に向けられた策略になり、主人公一人が、この事実と向き
合います。すべての嘘は、必ず結末をむかえ事実が見えてくるものです。
絶間姫は、鳴神上人のかけた術を解く為にあらわれ、上人の情動に働きか
けます。最初は、悲しみに沈み、次に、大胆な行動にでます。
驚嘆し、警戒する上人ですが、変動しはじめた精神は、劇的
なシーンを一つ一つむかえていきます。身を投げ、詫びるか弱き姫の決死の
姿。髪を剃って尼になる覚悟にあって流す涙、すべて、策略の経路に咲いた
花なのです。女子の魅力は、情動にあります。柔らかなはがねのように。

私は、良い年令になりました。そして、このように歌舞伎を学び続けるこ
とができ、若い頃気がつかなかった事や、スムーズにいかなかった、身体
表現の技術的なことが、今の年令になり、府に落ちてくるのです。
ここからが、おもしろいのでしょう。
身体は心を表現し、美しい日本画の滲みの美しさを見るように、震える
ような感覚により、コミュニケーションが行われていきます。
それが、歌舞伎という日本の伝統、伝統というより、「日本のアート」と
胸をはって言えます。
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by ooca | 2013-11-20 22:30

有り難う

むすめ歌舞伎は、此れまで、多くの偶然に出会ってきました。しかしそれは、明らかに、積極的な力と偶然が折り合う、<チャンス>と理解できます。女子の演じる歌舞伎に、継続の意義も責任もあることもお伝えできるようになりました。
ちょっと胸を張って、「女子は、社会を産むと自負してもいいのです」

三十年を一昔といいます。
多くの人に出会い、導かれ、回り道をし、立ちすくみ、それでも新しい機会を信じて歩むことを、辛く険しい生き方というより、その生き方が素敵に思えるようになりました。身も心も真っ直ぐに、人が人となっていくことに、向き合うことが、私達の生きていく喜びにつながっていくと言えます。
この事を共感していきたいから、私達は、伝統芸能を通して、心によって表現された「姿」を高め、深めていくお稽古に夢中になっているのです。
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by ooca | 2013-11-18 01:15 | 櫻香のつぶやき

かかみの里の

先日の、各務原、村国座での
お芝居は、役者もスタッフも
お客様と一緒に浮世の時間を超越
し、村国神社の聖域の中に「遊ぶ」
「神様と遊ぶ」有り難い感覚に浸ら
せて頂きました。
何百年の年月といった時もないか
もしれない。すべてが、ひとつきり。

花の精達に歌ってもらった歌の歌詞
と節は、家のお稽古場で口ずさみな
がらすぐできました。

【まず、たいそうは、梅の花
如月は、ツツジ花、弥生は
桜、卯月、卯の花咲く頃は
閻魔の舌ぞと、牡丹咲く
鳴る子かけて、鳥を追え
鳥を追え、花が散る、花が散る】

かがみの里の私のイメージです。
実は、あの脚本の前に、村国男依
の子、志賀麿と、幼なじみのサラ
のお話しを書きました。
優しい気持ちになれるお話しです。

昨秋、初めて各務原の山田寺に
行き、そこで、みかんらし
き実のついた木の下に、みかんら
しきものが落ちているのを拾い、
皮をむいてその黄色い果実を、口
に入れました。町で同じことは、
まず、しないのですが、この時
私は各務原を口の中で感じました。
忘れない味です。
もしかしたら、神様の洗礼?
大地のあったかな味でした。
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by ooca | 2013-11-13 11:14

静かに熱く

今日は、甲南女子大へ、身体論の授業に。先週休講をしてしまい、本日しっかり皆さんと、自助論と身体を考えていきます。F99D.gif市川櫻香
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by ooca | 2013-11-08 13:45 | 櫻香のつぶやき