市川櫻香の日記


by ooca
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公演を終え

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本日、新たいさんぷくんの公演を終えることができました。ご来場頂きましたお客様有難うございました。御出演を頂きました皆様、スタッフ皆様に感謝。劇場外の桜も、お稽古場近くの公園の桜も見事に咲いてます。昨年からこのお話しをまとめていくのに、様々試行錯誤しながら、やっとたどり着いたという感じです。
ぼんやり桜見物です。
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by ooca | 2015-03-30 18:39 | 未分類
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おはようございます。むすめ歌舞伎公演のロビーで本を販売いたします。出演の方々のこれまでお読みになられた本をご紹介しております。高安流の御宗家が、夜お読みになる本や、狂言師佐藤友彦氏の芸へ導く本、子ども達の読んでいる本も興味深く、演者の種となる日常が垣間見えます。私の推薦は、世阿弥「花伝書」など。
星野書店さんのご協力に感謝致します。
ご来場の皆様には、劇場で伝統芸能文化にたづさわる演者、創り手側の何かを感じてお楽しみ頂けることと思います。花伝書は、私が19歳の時、単行本で購入し今も読みつづけている大切な一冊です。
さて、新たいさんぷくんは、世阿弥の作品を基にあらたに構成しました。子どもから大人まで懐かしい心、いとおしい心地、過去から未来の往き来、大人の目と子どもの目。ご覧頂く皆様の様々を振り返り発見しながらお楽しみ頂ける内容です。今月29.30日、愛知県芸術劇場小ホールでお待ち致しております。
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by ooca | 2015-03-26 08:25
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新たいさんぷくんの脚本が、大変面白く出来ています。
仙波清彦さんのお囃子と、靱猿の市川りきさんの猿歌のなんとも言えない胸のキューンとする感じ、能楽の高安流御宗家の演じる泰山府君の現れる時、幽かなお神楽を聞かせていく。不思議に懐かしい感じがして、祭りの後の余韻に似てふわりと心が解かれていきます。大人が子どもの頃を思い出しながら、大人になった自分が、子ども時代を振りかえる、そんなちょっと素敵な雛な感触を後味にしています。
是非、愛知県芸術劇場小ホールへ。余韻を一緒にお楽しみ頂きたいと思います。自画自賛です。
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by ooca | 2015-03-20 00:36

新たいさんぶくん

環境をつくるのは、人である。その人が、もし万が一嘘つきであったらその環境は腐っていく。歌舞伎でいえば、大道具が環境ではなく人の真摯が環境である。この数年能舞台で公演を行ってきたむすめ歌舞伎が、今月末愛知県芸術劇場の地下にある小ホールで能楽の先生方に力を頂き【新たいさんぶくん】を上演する。能舞台の空間に限らず芸術芸能の場は、何者かの到来する場である。その場に何者かを待つ、招く気合いが、能から歌舞伎にもうつされている基本の型がある。「左右」と言われ、演者の演技の気迫、量感を出し尽くす、「左右三千里」という教えが伝えられている。演者の精神の燃焼の炎が、宇宙の果てに及ぶかと思うほどの実在感を感じさせる型である。舞台の環境とはその型をたゆまず鍛えた演者が、肉体を通り越すほどの気迫、精神の燃焼を、場にいるすべての方の心の奥の深い部分に、更になお沈ませ定着をさせることに浸る場である。劇を終えたあと静かにその誰もいない空白の空間に浸る。大切にしたい。
たいさんぶくんは、閻魔様と解釈、嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれるー。子ども達は、頭を抱えて体を小さくし怖がる姿を示します。言葉にならないが、余韻のある姿である。
泰山府君の歌詞に「非道とは、邪念」とある。邪念とは、真っ直ぐな心の反対にある、邪な策士、策略を言う。600年前から忌み嫌う行いとされている。目先の実績に走り、忘れられた価値観である。人の転覆を促した社会から脱却する今に適応したお芝居である。
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by ooca | 2015-03-18 08:22

本日、中日新聞夕刊に

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公演の記事が載りました。
どうぞ、沢山のお客様が入らしてくださいますように!
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by ooca | 2015-03-14 22:38 | 未分類

歌舞伎学会誌

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むすめ歌舞伎の公演の準備、お稽古も進んでいます。子ども達を中心に、能楽の作品「泰山府君」をお芝居の要に据え「新たいさんぶくん」を上演。さて、写真の学会誌は、むすめ歌舞伎を創設した時期に、歌舞伎の研究と批評を趣旨に発会され、私共は大変勉強をさせて頂いております。今回の公演に、この雑誌に執筆されている犬丸治氏に、ご無理を申し上げ、3月29日開幕前に、【歌舞伎のお話し】をして頂きます。公演をご覧になられる前に、是非お聞きいただきたいと思います。

犬丸様、有難うございます。
講演は、午後4時より、愛知県芸術劇場小ホール
4時40分より、むすめ歌舞伎公演
特別出演、14世能楽高安流高安勝久氏
狂言の方より、佐藤友彦氏





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by ooca | 2015-03-13 12:05 | 未分類
今、伝統、今、文化、今、歌舞伎
必要かどうかより、自分の心に寄り添う
、いえ、寄り添う以上に、強く象る形を得
る為に。

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by ooca | 2015-03-12 23:41

子ども達、団結

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「歌舞伎と能楽の間を橋渡ししてくれる」小さくて輝いていて、大人の私達に勇気と力を与えてくれます。それは子ども達の可能性、お稽古をしながらこちらも想像を巡らしています。小さくてか弱いものを守護しようとする感情は、小さな頃から育ち、大人になるとそのことを格にし一層に、強く美しい強靭なものに仕上げて、人間味のある魅力になっていくのでしょう。
寿命を延ばす神様に、14世能楽高安流宗家のご出演を頂いたことは、大変大きな力になっています。高安氏から、強靭な正義感と、か弱き者への温かなまなざしを感じとることができます。これは、役柄ではない、伝承者が培ってきたものと言えるでしょう。
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by ooca | 2015-03-10 13:32 | 未分類

かつら合わせ

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子どもさん達に感じてほしい
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by ooca | 2015-03-04 20:41 | 未分類
連日、今月末のむすめ歌舞伎公演に向け、熱の入ったお稽古が続いています。まず、五歳の靭猿の子猿さんは、自然にうまくやり出しています。子ども達は、何をやってもかわいらしい美しさがあります。皆、所作もよく覚え、子どものしやすい振りが舞台で活かされています。小さな頃から舞踊のお稽古をし舞台に出ている子どもは、体の動きに、正しい型を守っていく事を自然に身につけています。
今回、世阿弥初期の脚本とされている「泰山府君」を元にし詩人の村瀬和子氏、能楽の高安流高安勝久氏のご指導を頂き【子どもと歌舞伎】を軸にした物語を創造しました。
歌舞伎や、歌舞伎舞踊の演目の特徴的な役柄を物語に登場させています。それは、私達が伝承芸能を学ぶ上で、工夫方法に必要な、心と技術を養う手だてと考えています。奴、手習娘、胡蝶、文売り、そして、劇中劇の「靭猿」と、それぞれ昔から親しまれた曲や風情、姿、形を子ども達や、今の時代の人達と一緒に触れ、親しむことのきっかけになれば良いとの思いです。子ども達や若い人達が、能楽の名手の方々と1つの舞台の空気中に身を置くことは、大変な経験であることは間違いありません。そのことが、後々に子ども達の大切な宝物になることと想像できます。伝承者の力は容易く表現すれば、いわば〈仙人〉のようなものですから、ご覧になって頂く皆様にも、舞台から感じ取ることが出来ると思います。今回の泰山府君は、「巌に花が咲かんが如し」世阿弥の残した口伝通り、お役をお引き受けくださいました高安勝久氏は、普段なさらないお役ですので、大変珍しい舞台となります。同様、長唄の名曲「靭猿」での狂言佐藤友彦氏の大名は初めての取り組みです。猿曳きの市川りき、太郎冠者柴川菜月、二人もこれまで、様々に学んだことをどのように進化または、練り込んでいくのでしょうか。それを発揮する工夫を会得し、珍しいという感じを心得ることができたら、それが〔花〕というものなのでしょう。

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by ooca | 2015-03-02 00:51