市川櫻香の日記


by ooca
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覚悟とはプロの日常

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昨日は、来月のむすめ歌舞伎公演の合わせ稽古と、夜は、来春3月11日からの催し「力神、RIKI JIN 」の事を。気がついたら、午前1時過ぎまで話し合いが続きました。職人が集まった感じでどんどんお話が、組み上げられていくのが時間さえ忘れて興じてしまいました。
職人が集まったと言う事で言えば、船弁慶のお稽古も、能楽の高安勝久師、長唄の吉住小三代師、お狂言の佐藤友彦師の当意即妙の成せる船弁慶に仕上がっています。
ひとつの事に当たる覚悟がプロであることを、むすめ歌舞伎の若い人たちは、目前に見て、その小気味良さを感じていました。
学校でこの領域まで教える事ができたらーと、思います。
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by ooca | 2015-10-28 20:19 | 未分類

ふりかえり


二十代前半むすめ歌舞伎立ち上げ前後の「保名」を踊る私の写真を見ながら、お稽古前のひとときを過ごしています。
私の踊りの手ほどきの師、鯉女先生の会での舞台写真です。8歳に初舞台をさせていただき例年2月の会でしたから、寒い時期のお稽古を経て、春を待つ感覚が、会の思いを表していて、本当に厳しくして頂きました。
さて、いよいよあと2週間でむすめ歌舞伎公演となりました。舞台を目前にし、これまで厳しくご指導頂きました先生とのお稽古の様々が、つい最近のことのように甦えって参ります。
昨日まで、藤間蘭黄師による指導を頂きました。
むすめ歌舞伎は、日本橋三越劇場の公演以来、藤間藤子師に舞踊演目の振付指導を頂き、藤子師、蘭景師亡き後、藤子師のお孫さんにあたる蘭黄師の御指導を頂いております。有難いことに、その厳しさは手ほどき頂いた先生、またこれまでご指導頂いている先生と全く変わりません。
何事にも、素直に純粋に取り組むことに向かわせる身体をつくっていくように感じます。体の表現を通じて伝えることは、ここにその真髄があるように思います。
当日まで、まだまだ、真っ直ぐ伸びやかに皆育ちます。

ご期待頂けますよう。
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by ooca | 2015-10-25 11:37 | 櫻香のつぶやき

友人のこまき山さん

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愛知県小牧市のキャラクター
【こまき山さん】個性的です。見たとおり固い、字の通り固い、個性というものは固い
もののようです。お稽古場に入らして下さり、大げさですが、友達宣言を致しました。
互いに応援をしあい、励まし合って道を歩みます。
「道はある時突然ひらけます。そんな時、どぎまぎしないよう、心だけはしっかり
きたえておきましょうね」
11月7日(土)3時半開場
むすめ歌舞伎公演の会場、名古屋能楽堂にも応援にかけつけてくれます。
こまき山さんから、誰でもぬくもりを感じるはずです。
私たちの思いをこまき山さんが体で表現してくれてます。
それは、この一言「皆さん、応援、有難うございます!」
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by ooca | 2015-10-21 18:19 | 櫻香のつぶやき

日々

1937年まで宮殿であったトロカデロにあるシャイヨ宮を装飾している、ポール・ヴァレリーの言葉。ヴァレリーは、堀辰雄が翻訳した、風立ちぬいざ生めやも、が有名な20世紀フランス最大の知性と称される詩人。「私が墓場となるか宝の山となるか、私が語り始めるのか沈黙するのか、それはあなた次第だ。友よ、欲するものなくして、入ることなかれ」
10年ほどぶり、長く逢えずにいたひとから、このメッセージを頂いた。深さや、あたたかさは、人柄を更に打上げてなんともいえず嬉しい。
「欲するものなくして、入ることなかれ」
成熟に本気で向き合える場が優れたたたずまいとなり成就するー。
未来を創造するならば、「人の集まる」計画はそろそろやめてもいい。
彼は初めてのフランスで
建物に描かれた、この詩に出会い、以後フランスとの関係なくして彼を語れないほど
フランスに吸引される人生となった。
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by ooca | 2015-10-20 07:11 | 未分類

11月7日むすめ歌舞伎公演

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嬉しいことに、お切符のお問い合わせも多く、激励も頂きいよいよ本番間近となりました。写真は、保名の拵えです。美しいです。

皆様、是非お出かけ
くださいませ。

お待ち致しております!
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by ooca | 2015-10-19 16:22 | 未分類

面妖な

「まるで、魔法使いのほうき」と、自身誂えて使う筆を見ながら、書家桃紅さんの言葉。桃紅さんの抽象表現の作品は、古い芸術を新らしく想像の世界に導く。
私の大好きな舞踊表現も同じです。桃紅さんの特別に誂えた筆は、筆にさえ意思があるように自在に
見えないものを描き出す。「人生半分描いているものの中に生きた」ーそれが私です。とおっしゃる桃紅さん。

祖母が生前取材に答えていました「私が死んでも、私の芸の魂が教えた人の中に残せれば」と。

芸術は、私を戒める。練習しても出来ない、手なずけないもの、失望はさせないが、うぬぼれさせない。
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by ooca | 2015-10-18 00:07 | 櫻香のつぶやき

昨日、船弁慶

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昨日むすめ歌舞伎公演「船弁慶」演奏家を入れての合わせ稽古を行いました。

平家物語の資料を、以前、研究者の山下宏明先生から頂き、今回も使わせて頂いて
歴史を再確認。
公演当日、11月7日の前日の11月6日「義経ら大物浦に風浪に合い逃亡する」
今から830年前、文治元年(1185)の出来事となっています。
偶然のこととはいえ、源平に思いを馳せる私たちには、より歴史を近くに感じます。

このことを、能樂に創作したのは、今から630年程前、観世小次郎義光によります。
長唄として開曲されたのは、今回の公演で使わせて頂いている、杵屋勝三郎
明治3年(1870)。
歌舞伎での上演は、明治18年(1885)に九代目團十郎が初演。
この時の作曲は三代目杵屋正次郎。今から130年前の11月公演に
上演となっています。

私たちが特に心を引き締めることは、伝統芸能の実演家の皆様とのこと、なかでも
弁慶のお役に、能樂の高安流御宗家がこころ良くお引き受け下さったことは
行くすえの先に伝わることへの、責任さえ持たせて頂く事と重く感じています。


時代の変革を求める中に、変わらずあり続けていくことは、先行の先輩
先達の培ってこられたものへの敬意。そこから学ぶ姿勢でありたいとひしと
感じながらお稽古は終わりました。当日まで皆で成長します。







 
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by ooca | 2015-10-07 13:57 | 櫻香のつぶやき
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阿国も九代目も、芸道、芸術の世界と、社会の側の交錯するところに目線があった。
芸術にからめとられない生き方。
私達の世界は、名古屋で生まれました。ごく普通の女子の生活の中で「むすめかぶき」を創造し、興味のあることに努力をする日々を送っております。一芸の心に徹すれば、才能は変幻自在とも言われます。むすめかぶきは、一芸家と多芸家のどちらかとなれば、多芸家の道を歩んでいます。
普通の人は持ち前の領域内に興味をつくしていくので、少し縮こまっているように感じます。一生懸命の日々は、勇気も自信も育つように思います。
徹していく為に、あらゆる事への好奇心が沸き上がり、それが、少しきらきらと輝いていくようです。

11月7日(土)四時より
むすめ歌舞伎公演
名古屋能楽堂
是非、入らしてください。
お待ちしております。
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by ooca | 2015-10-05 10:52 | 未分類