市川櫻香の日記


by ooca
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桜のおはなし

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先日、金剛の御宗家の泰山府君を拝見致しました。
素晴らしかった。

昨年3月むすめかぶき公演では『子供と歌舞伎』を上演しました。お能【泰山府君】から主題をお借りし、こちらは子供たちが、桜の命を延ばす為、泰山府君にお願いしようとしていると、誰の仕業か桜の木が折られてしまいます。子供たちは桜の木を慰めます『大丈夫、大丈夫』。どこからともなく老婆が現れ、桜の木の様子を本当に心配する子供たちをお月様の唄を聞かせて元気づけながらお月様の踊りを踊ります。子供もつられて踊るうちに、雲が降りてあたりが静まります。泰山府君が現れます。泰山府君は、寿命を司る神様です。子供たちの願いを聞き入れ、桜を手折った犯人をつきとめます。
犯人はなんと天女でした。
かわいらしい小さな天女は、桜の木を大事に抱えて現れます。目にいっぱい涙をためて
『桜があまり綺麗だったので天に持ち帰りたくなったの』と。

桜の季節、この不思議で素敵なお話し思い出します。

子供と歌舞伎より、むすめかぶき『泰山府君』
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by ooca | 2016-03-29 10:39 | 未分類

プレゼンテーション

明治生まれの邦楽家の祖母は多くの課題を残し、私が19歳の時に亡くなりました。
祖母は、私が生まれる1年前に、中部邦楽総合教室を創設しました。科目は、謡曲、仕舞、常磐津、長唄、箏曲、義太夫、鳴り物、茶道、花道。当初は、チケット制で生徒は購入したチケットで様々な科目を受講することが出来ました。この教室の創設には、戦後の社会傾向への不安、実際に創設地として祖母が選んだ土地は、名古屋の鶴舞公園内に、アメリカ軍のダンスホールとして使用されていた現公会堂の目と鼻程近く、『三味線の音も、歌舞伎も忘れられてしまう』と、祖母が当時取材を受け話しています。
チケット制は、当時のダンスホールのシステムだったのでしょうかー新しく取り入れたのでしょう。
19歳の私は、3年間悩み。
4年目から邦楽の良さを広く理解してもらう為に伝えることをしようと挑戦を始めました。それは、社会とのコミュニケーションであり、社会へのプレゼンテーションでした。私共の意識を伝え、考え方を共有してもらおう、信頼も得られれば、社会と伝統芸能の思考も新たにつなぐことができると思います。
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by ooca | 2016-03-28 02:19 | 未分類

大好きな方へ

好きなこと思いっきりやってますか?
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by ooca | 2016-03-27 00:06 | 未分類
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昨日は亀崎へ。山車は、柱から彫刻、そしてはじめて拝見しました時の厳めしい印象から、今では頼もしさを感じる〔力神〕様までお疲れさまでした、みな、お蔵に入りました。
潮干祭保存会、中切組の皆さんお疲れさまでした。慰労会伺わせて頂き御挨拶までさせて頂き有難うございました。
一昨日大阪の本屋さんで出会った内田樹著『街場の文体論』。明け方に目をさましてしまい、この本を取りだし読みかけました。読みながら、今このタイミングで出会った事を必然と感知。確かに私は、アンテナとシグナルに恵まれてきたと実感します。アンテナは、環境と出会いのこれまで、シグナルは、今を生きている事との結び目に思います。
腑に落ち切れていない数々の事象が、文章になると納得できるものです。とは言え、あちこちページをめくり、いき当たったところから楽しむ段階です。身体全文という妙な言い方ですが、何かが沸き起こるように感じながら徐々に。

さて、本日は、87歳の母の小唄会です。どなた様もお入り頂けます。
鶴舞、中部邦楽総合教室2時半から。4時まで。
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by ooca | 2016-03-21 10:19 | 未分類

湊川神社に向け

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5月は、湊川神社神能殿に参ります。その事で昨日は、梅田邦久先生のところへ柴川菜月とうかがいました。他所のお稽古場に上がらせて頂くことはあまりなく良い経験です。柴川菜月は、高校1年の春にある方のご紹介で私どものところに入門しました。今年、大学4年生となり月日の速さに驚きます。
初舞台は、『天の探女』異例な演目からスタートしました。この作品は、藤田流御宗家藤田六郎兵衛先生の御監修、詩人の村瀬和子先生のご指導の中を、能『岩舟』から取材して書かせ頂き上演作品といたしました。彼女はこの作品の〔龍神〕にて初舞台を致しました。当日を前に、藤田舞台で始めてお能の装束をおつけ頂き、藤田先生のお手で、龍の冠を柴川に付けて頂きました。
さて、初舞台当日、お芝居後半橋がかりに現れた龍神は、後ろ向きのままお幕に引き込みます。勢いよく入り、あらためてお笛、お囃子となって出て来るところ、ほんの少し遅れ本舞台に現れました。龍神を待つ私〈みぬめ〉からは様子がわかりませんでしたが、あと下がりの勢いのままお幕に入り、将棋の駒が倒れるように後ろ向きに倒れたと鏡の間に待ち構えて下さった先生方から聞きました。倒れた彼女は、先生の呼び掛けに状況を把握し何事もなく落ち着いて二度目の出を仕終おせました。心に残る初舞台から七年目を迎えました。歌舞伎、日本舞踊を学び、その先輩芸能能楽の先生方からも御指導を得、基礎になる事柄を見聞できる環境に自ら身を置いています。先日の【祭と芸能】も彼女の視野を広げる機会となったことと思います。21歳となり、この先彼女がどう成っていくか責任をひしと感じています。
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by ooca | 2016-03-16 09:20 | 未分類

粋③揃える

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草履は、必ず手で揃える癖が正しい。子供は、大人を見て真似ている。
太鼓を背負っている子供の立ち方と祭り装束が似合って可愛い。
13日千秋楽、伊勢音頭は、お酒が必需です。酔っぱらいの真似をする二人一組、互いに肩をかし合い足をもつれさせて遊ぶ素面の若い衆、踊りの『三社祭』を踊らしたら絶対上手い。
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by ooca | 2016-03-15 00:35 | 未分類

粋②臨機応変

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組み上げは、記憶と記号により成されている。若い衆の体が幾度も軽快に空を跳び、ジャングルジムに遊ぶ子供のように、楽しそうに組み上げていく。『臨機応変じゃなければ祭りはできない』成田吉毅さん。子供から大人まで皆さん、よく動くのに、声も物音も、時と場に応じた優しい音をさせている。
これが粋な音なんです。
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by ooca | 2016-03-15 00:12 | 未分類
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亀崎の山車(やまぐるま)の組み上げで見つけた、歌舞伎『め組の喧嘩』鳶の立ち姿。自然に足を使いとどまった形。粋です。
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by ooca | 2016-03-14 23:30 | 未分類

祭と芸能

伝統と遊ぶ『力神』の終演を本日無事にむかえることができました。多くの方の御尽力に支えて頂きましたこと、誠に有り難うございました。
200席の空間に250年の歴史の山車.狂言や歌舞伎、舞踊の伝統を交えて現代に挑戦をさせていただきました。
愛知県芸術劇場小ホールが
胎内を想像させて、私たちのDNAを活性させる場になりました。
細かなことは、いづれ。
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by ooca | 2016-03-13 21:38 | 未分類

3月12日のこと

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by ooca | 2016-03-13 01:15 | 未分類