市川櫻香の日記


by ooca
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<   2017年 06月 ( 6 )   > この月の画像一覧

花の種

人のお稽古から学ぶことがたくさんあります。
歌詞に、見るとか辺りや景色とあれば、目を使いモノやコトをみ、聞くとか、声、鳴くに関われば、耳を寄せます。言葉を自身で言うような時は、言葉の内容に即して、立派に、優しく、かたじけなく、体を自然な形にします。歌につれて動作を工夫、道理をあてることは、教える側の勉強のしどころです。
あまねく降りつぐ雨に
ことごとく萌えこそ出づれ。
やがて咲く花の

朝のお稽古に向かいます。

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by ooca | 2017-06-28 08:53

日々

禅画としてよく拝見するものに円相があります。
私の温かな思い出の中に、團十郎先生の御揮毫
による円相があります。
それは、むすめ歌舞伎の若いメンバー
結婚に、文字ではなく、たくさんの意味を含む
円相を賜りたく、思いきってお願いをしました。

その頃、今から18年程前、あまり深く
考えてはいなかったと思います。
ただ、あの円相が、素晴らしく
感じられたのです。

円は、はじめも終わりもありません。
このことは、いいかえればどの一点も
出発点、どの一点でも始まりなのです。

昨日の[吉住会]、美しく深き円相を
感じられ、大切になさってこられた
一点づつが舞台から現れ、大変良い
勉強になりました。

素敵でした。










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by ooca | 2017-06-25 12:23

[身体と美術]カフェ古今

「森を見るために木を見よ」-昨日《カフェ古今》開催-馬場駿吉先生から身体表現の歴史は、たえず創造するベクトルにより創られたことを映像を見ながら-「古今」伝授のひととき、愉しく有難く、皆さんと。

約二万年前のユスケール洞窟壁画の【手】から始まり、シチリア、アッダウラ洞窟の時間の中で身体を意識する【動いた姿】。次の時代には、精神の内包を表し、美へと向かう。
人体は円と正方形に内接するという記述を表現したレオナルド・ダ・ビンチ。

1489年【解剖図譜】
医学的な部分と、美術家俳人のはじける無数の泡が、建築論から人間の豊かな情感の経過まで、馬場先生は、そこに見えない絵画を描いていくように話され、創造物=身体がいとおしく興味深く感じられる。
頭部の空洞は、外部からのショックをおさえる役割であり、直立するようになった人類が脳を支えるため進化。
進化とは日々薄い蓄積の形状の繰り返しであること、より今に通じるため敏感にして、その蓄積は形状を変化させ、時代の気配に応じていくことができるということである。

東洋と西洋の身体表現は人界の輪郭から、数ミリ数センチのベクトルでは共通していると感じる。

求心性指向を日本人、遠心は西洋性の指向と言われながら、しかし、広い海原、つきぬける空を日本舞踊で表現するには、求心よりも、遠心にしながら求心の身体にとけて無くなるような感覚がなければ到達できない。

近代西洋美術は、光りの色彩で輪郭を見せ、同時代、日本は浮世絵でみるように、墨で象り、閉じ込めながら、開いていった。

虐げられた身体へ
1937年ピカソ【ゲルニカ】抑圧の時代。
ロダンの悩める身体。

自己とは何か、耳に包帯をしパイプをくわえたゴッホの自画像は、日本の浮世絵に触発されているように思う。
ゴッホから、人間の心に満ちた修羅の老武者を想像できた。芸術の狂騒の時代に生きて、自己の葛藤、人間性を見出だす芸術の方向に立ち上がっていくように感じられる。

このように
もうひとつの「日本の旅」を皆様と出来ますことは、とても大切なことに思います。

舞台芸術は、絵画や彫刻のように後に残るものではありません。世阿弥が言うように、その場その時の観客としか存在することができない、はかなさと向き合わねばなりません。そこに、伝えていく意思と、魂に残るものへの憧れが生まれて。
薄い蓄積も、重なれば、強い芸術になり得ると、馬場先生の最後のお話しに深々ー。
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by ooca | 2017-06-11 18:34 | 未分類

こちら、お稽古

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「子どもと伝統芸能+大人」の説明会
お気軽にお出掛けください。

6月10日(土)18日(日)15時より
25日(日)14時より

日々の生活の中に、日本の芸能、芸道を加え
てみると、様々な興味がわいてきます。

私たちの日常は、生命の気配に富んでいることや、日本の多様性を知ることは、世界の多様性に交わるということ等。
お稽古の繰り返しの中から、体は体で、心は心で、そしてどちらも自分のものとして考えていくこと。

日本のことを知りたいと思い、お能を見、歌舞伎を見て、そのお芝居の心を見ようとしても、それは外部からみているのであって、そこには溝があります。溝を飛び越えなくては心を見ることはできません。自分が舞っている、踊っている、唄い、三味線を弾いている、その感覚を持つことで大きく変わります。
日本は丁寧な組み合わせ、繰り返しにより、深く、強くなる、美しさを伝えています。

様々な扉から日本の伝統芸能を学ぶことで、日本の特質を体で感じいくことでしょう。

まず、はじめてみましょう。

お問い合わせ
052(323)4499
日本の伝統文化をつなぐ

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by ooca | 2017-06-09 09:45 | 未分類

お花の精です

明日は、朝7時半から東海ラジオ
にお電話で出演させていただきます。
矢野きよ実さんの番組です。
20代から私たちは淡い友人です。
不思議に
バッタリと出会うので驚きます
きよ実さん、有難う

生まれて、育った環境に
少し思いがまとまって
やっとたどりついたような
そのことを今年から
お稽古のカタチにしました。

「こちら伝統芸能のお稽古」
開催致します!
何を学ぶのでしょう
実は大切なことを
忘れないためなのです。

1,素直
2,繰り返し
3,良き先生に出会うため

この三つを
忘れないよう

今月末から
伝統文化芸術-7種類を
楽しみながら
私の大好きな先生方から学びます。

本日は、素敵な方々とお会いしました。
お花を活けられる人の、綺麗な瞳
皆様の目の綺麗なこと
お花の綺麗がうつるから?

なぜでしょうか、本当に綺麗でした。
いただいたお花に
皆様のお顔が見えてきます。
あたたかくて素敵な心地です。
お花、大切に活けました。

「いかがでしょうか」
と、小さな時と同じに
呟いてみました。

有難うございました。





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by ooca | 2017-06-08 22:50

夏にのびます

昨日の、古川美術館の催しは期せずして
大徳寺墨蹟「山色清浄身」をかけられ心を
きよめられる設えが随所にありました。
「墨蹟」は、人間の達人の書をいう言葉です。
このような書をお選びいただき
この場を有り難く思いました。

古川為三郎記念館檜舞台
「むすめ歌舞伎の世界」
小説家奥山景布子先生の「女性と芸能」の
お話しと柴川菜月さんとの対談、奥山先生
の研究者としての立場からむすめ歌舞伎を
もっとも的確に御紹介いただき、とても感謝
致します。柴川さんの杜若の精、なんとか
無事につとめさせていただくことができました。
表現者には、様々な社会のなか、清浄心を軸
にする心がまえのようなものが、特に必定と
考えています。人はすべて表現し生きている
ものですから、いかなる生業においても言え
ることではあります。

このような、かまえがあるかないかー。
私は時折不安になり、それで花を活けます。

映画【花戦さ】のメーキング映像で見ました萬斎さん「夏にはねる」の台詞をいただき「夏にのびる」と題して、お稽古場に杜若を活けました。
この映画、今晩行きたいのですがーどうなるか。

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by ooca | 2017-06-03 19:25 | 未分類