市川櫻香の日記


by ooca
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濁らず、感化しあう。
学ぶことを中心にした
人生がいかに豊かで心地よいものか、鶴舞の
お稽古場は、その事がよくわかります。

昨晩、来月5日からはじまる、鹿野先生の
お琴のお稽古について、先生と話すなか
先生が「自分の勉強ですから」と言われ
その言葉は
お能の吉沢先生も、同じに言われ
今の時代、人に知られる為に事をす
人が多いなか
このような思いの人が集ま
るのは、頼もしく感じます。
貴重です。

昔の先生方は、
「いい勉強ができた」「修養になった」と
仰られ、私はさまざまに有り難く
その言葉を励みにし、お稽古に取り組みました。

学ぶことを基盤に人生がつくられればー。

お稽古ご希望の方、いつからでも
下記、ホームページの詳細を
日本の伝統文化をつなぐ実行委員会
むすめかぶき

連絡先:090(5639)3900

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by ooca | 2017-07-31 09:52
学生の皆さんと文楽にいきました。
「夏祭」鑑賞。
人は誰でも、清く、良く生きたい。
そこを揺るがすのは、何か。
立ち向かう為に、教育があるのかな。

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終わってから、皆さんの感想は
物語を、単純ではないと感じたようです。

一言で言えば「怖い」と感じたそうです。

人の心の中の複雑を表すのに
言葉がみつからないまま、楽屋へ。

楽屋口に始まり、置かれた人形たち
暖簾奥からお稽古の声
「大切」にするものへの
執心と愛着が感じられます。
その執心は、清さであり、人を輝かし
人を生かします。

「夏祭」の根底をみつけました。
この部分に触れたのです。

芸は、命をかけて
向き合った人たちがいます。
その魂と、リンクしていく時間

そこで出会う魂

だから、真剣になります。

見る側も同様に引き込まれて
いきます。











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by ooca | 2017-07-30 13:18

ステージと舞台

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「劇、それは何事かの到来
能、それは何者かの到来」
劇詩人ポール・クローデル。
一昨日、能管の藤田六郎兵衛氏の命名による形式〈一管一踊〉を、MSBCの空間で上演。劇場空間でない場に、小宇宙を形成。能から続く空間へ向かう厳しい精神が、舞台と観客との融合の場になることを思います。劇は、この世のものとは思えぬ強烈な力を持つものの到来を待つことにより始まります。
(お話の後に上演でした)
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by ooca | 2017-07-28 09:09 | 櫻香のつぶやき
道は、高ければ高いほど険しい。
人がその道を見せてくれるー
形や道が見せるのではないー。
人の努力により見ることができます。

昨日の海老蔵さんの「連獅子」に
多くの方がその余情にしたっていた。

客席は、悲しみや同情ではない、言葉にな
らないものをどう表現してよいかわからない
静寂な感動。
「ーはじめて見ました。こんな素晴らしい連獅子
と、久しぶりにお会いした舞踊家の大先輩の言葉。




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by ooca | 2017-07-25 10:06

ひび

朝、伊藤勝久さんが、笑顔で竹を描いて
皆さんに日本画を教えてくださり
午後からは、汗をぬぐいながら能楽の
吉沢旭さんが古き言い伝えを教えてくださり
夕方からは、お三味線の吉住小三代先生が
皆さんのはじめての挑戦に
一人ずつ励ましの言葉をかけながら
楽しませてくださる。
こんな素敵な人達に囲まれて1日中お稽古を
している私達はなんて幸せなのでしょう。




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by ooca | 2017-07-24 22:40

時間と満足感

日本人の音感、間を取り戻すには
音色に対する鋭い感受性と関わっていく
といい日本文化は、絵巻に見るように
持続の観念を下敷きにして時間を円環に
した世界観を持つ。一場面に独立した意味
持ちながら、見る側に自分の構図や意味
かかわり合いを持たせる。引き戻りまた、
先を見ながら人生者の関心が時間的推移
に向けられる。
私達は、知らず知らずに、四季のうつろい
に見る「時」のかさなりやあいだの中の
「にじみ」を独自の時間としている。
昨日、大学でのプチ発表会を終え
学生が普段と違う時間、たゆたうような非日常の
「時」を感じていたことを見ることができました。
次回補講、文楽を鑑賞。
文楽の太夫と三味線と人形遣いの間から
三者がやはり、つかず離れず「時」を争いながら
人間の存在を描写、物語的展開を感覚的に
感じとるその方法を、伝統音楽から感じ
とってほしい。




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by ooca | 2017-07-21 08:04

頑張って

大学の授業は、いよいよ次回が成果発表となります!学生の皆さん、頑張ってください。授業でのことを思いおこしてくれるといいですが。
身体すべて、みえないところも動かす気持ちとても大切です。これは日々に気をつけたいと思いながら、私もなかなかできません。論語に良い教えがあります。泰伯第八ー4のところです。
私も皆さんと同じ学ぶことばかりです。

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by ooca | 2017-07-14 09:38

独吟

お芝居の中でもっとも好きなのは
実は独吟です。独吟を聴くと、心が
身体中を束ねていくように感じます。
耳から入った歌詞と、お三味線の音色
により、見るものの景色が変わります。

独吟は
小手先でなく、心底に鍛えた芸が
思いなぐさめながら、強いものを
しだいにつくりあげていきます。

芦屋道満大内鑑
葛の葉狐が童子と別れの場面で
淡々と聞こえますが、そこには
揺るぐことの許されない、どうしよ
うもない真実が重なります。

冥土の飛脚の独吟も、若い男女のどう
しようもなくなっていく場面が見事に
表されていきます。

どうしようもないことなど
ないのですが
どうしようもなくしていくのです。






















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by ooca | 2017-07-10 22:41

明日からいつでもお稽古

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広く深く、皆さんと習い続けたいと。
来る、新たな時代に、古典から習い続けた力がきっと何かを変える力になると思います。ただ今、柴川さんと準備。テキストは、一ノ谷ふたば軍記、平家物語を取り上げています。声に出してみると、気づくこと、味わえる情感があります。語りつがれた作品は何度も繰返していくと、不思議な力をもらえるのです。
仕舞、謡、お琴、お三味線、日本画、歌舞伎講座
伝統の日本、全体を知るきっかけが今までなかったと思うのです。1つ知れば、全部がわかる、という閉じられた学び方とまた別に、開かれた働きが、能や身体の融通性となっていくこと、このことが、とても面白いのです!
一緒に学ぶ人、いつからでも待ってます。


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by ooca | 2017-07-07 17:10

論語

「自分の中に身体化した知識を、ぐつぐつ煮込む」
温故知新をこのように、わかりやすく話される
安田登さん。孔子は、論語の冒頭に、習うことを、繰り返し学ぶといっている。それが作用し、何かが産み出され新しいものが飛び出す。煮込むという繰り返しの魔術的な時間。これが学ぶであり習うである。
大学の授業のあと、生徒と体育館でお稽古をし、安田登さんの寺子屋へ。会場は、京都三条、瑞泉寺。瑞泉寺は、豊臣秀次の祀られているお寺てす。門に入ると、以前、坪内逍遙「桐一葉」を上演した時をふと。淀の方が夢と現実のさかいで、心の闇がさらされていく、魔物の腹に入っていくようだったことも。
「自分の中に身体化した知識を煮込むと、物事の新しい見かたにー」人間にしかできない分野です、進化は終わりなくつづいていきます。




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by ooca | 2017-07-06 22:25