市川櫻香の日記


by ooca
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<   2017年 10月 ( 6 )   > この月の画像一覧

12月10日名古屋能楽堂の「冬の日」の催しは、ノルシュテェイン、その映像詩の世界からはじまります。これは、川本喜八郎による、芭蕉連句アニメーション冬の日の発句。

3年前私はこの作品を美術館で見、その場で、私のまわりの沢山の方々を思い出していました。
はぁはぁ、ゼイゼイ、クシュン、ガラガラガラガラ、映像から懐かしい人の音が沸き上がってきたのです。
はぁはぁ、ゼイゼイは、祖母のお稽古を終えたときの音、クシュンは可愛い子供たちのお稽古場の音、ガラガラガラは、語り手の出番前のうがいの音、ノルシュテェインの描く空想の映像とかつての現実の世界がだぶって見えてきたのです。涙がかってにでて。

ノルシュテェインは昨年12月10日の来日していました。その時のインタビュー記事に

「私の美の概念は、その中で時が進むものであると思っています。時間の経過がその中で行われるということのすべてが、私にとって美しく感じられるのです。ですから、私にとっての美は、この世界から切り取られたものの中にはありません。必ずこの世界に結びついていることが重要なのです」
理解できます。
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by ooca | 2017-10-26 09:25 | 櫻香のつぶやき

台風

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秋のおしまいに台風が接近するなんてー来る冬への荒業のようです。「冬の日」のチラシや案内文をメールや郵送で発送します。この作業は、頭休めでもあり、また、見に入らしてくださる方のことを思う大切な時間です。
時おり、本に目をやりながら。吉住小三代著「絲みち」先日出版され小三代先生の初著書です。能の家に生まれて、植え替えられるように嫁がれたこと、芸の家の愉しさ。
その香り、匂うようで。
ちょっと近くに置いておきたい本です。
菜月さんをJRまで送ると、徐々に雨足がはやくなってきました。
無事に帰れますように。
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by ooca | 2017-10-22 20:44 | 櫻香のつぶやき

竹取の翁さんと皆さん

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遅くなりました。
9月の花習会も、愉しく終わりました。
皆さんよい笑顔!
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by ooca | 2017-10-21 12:13 | 櫻香のつぶやき

本日も

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昨日は、ようこそ伝統芸能開講。歌舞伎「近松」を読みました。先月から引き続き梅川忠兵衛道行の場。私が台詞を云い、皆さんが真似ます。
お芝居や伝統芸能のこと、私自身のあたりまえが、皆さんにとり、あたりまえではないこと、伝える側と伝えられる側が近づいていく関係に徐々になっていきます。とても発展的な関係に思います。
伝統芸能のお稽古は、教える側からの一方通行と思われていますが、ただ真似る、そうしながら、そこをもうひとつ越えた時間をつくっていく、質問したり、たわいない話など聞くことは、合いの手みたいで、更に広がることにつながります。

舞台空間という表現する場で、古典を読むことは、体全体と空間との結び付きが生まれやすいようです。特に思いのこもったお稽古舞台には、気持ちの良い、景色を見たときのような気分になります。

習うというのは、生徒が、先生のお手本を真似て「ひたすらなもの」になります。そして、気がついたら、実は、その習いが、自分の身体の中にはいっているのです。
学ぶ方は、自分の知りたいことを、質問しながら、自身で納得、確認。
習うと学ぶは、身体と心の関係を円滑にします。

質問を受ける側も、学ぼうとする気持が必要です。先生、生徒の問答は、両者のたのしみとなることが理想的な姿です。

本日も11時から、歌舞伎と舞踊。1時から3時まで謡曲と仕舞。見学、飛び入り参加できます。
お待ちいたしております。
ただ今、陶芸家小畑旦子さんの作品が舞台わきに展示されています。
この存在感に、場の空気も引き上げられている感じです。

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by ooca | 2017-10-15 06:32 | 櫻香のつぶやき

無にいくこと

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本日、こんな存在感が運ばれました。
小畑旦子さんの作品です。明日この空間で
これまで培ったことや、いただいたすべてに
感謝し舞います。

実は先程、梅田邦久先生の訃報を。

沢山のことを学ばせていただきました。
芸能者の厳しいあり方をいつも感じました。

「能はこうします、そちらはそちらのやり方で」
と仰りながら、その場で舞われ、謡われ。
幾度かお稽古の様子を片隅で拝見しまた、聞かせていただいたことは貴重な時間でした。

御厚情賜り深く感謝申し上げます。
先生、誠に有難うございました。

ご冥福をお祈り申し上げます。





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by ooca | 2017-10-12 19:34

日々

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三年前の冬、芭蕉の「冬の日」のアニメーションを岐阜の美術館で拝見ー、心に残るものでした。
ここ連日、様々な方とお会いし、心に残るものとは何であるかを確かめながら、12月10日の名古屋能楽堂の準備。
「形式こそ違え、すべてが日本の美意識そのものの現れであるという切口」にいきつき、公演タイトルは二年前に決め「冬の日」。
芭蕉翁の歌の中に潜む、清いもの純化されたもの、そして強いものへ、憧れて、しかし時間ばかりが経ってしまう。
ふと、心の中で、師である蘭景先生を追いかけている。
心に残るものとは、気高さと優しさと、何事にも真剣になって下さる、あの情ある心でしたねー先生。
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by ooca | 2017-10-04 21:45 | 櫻香のつぶやき