能と歌舞伎のあわい
2011年 10月 09日
11月3日のむすめ歌舞伎公演を、お祭りの山車にたとえてみると、だんだん近づいてくるお祭りの山車を待つ、緊張と期待の間の感覚に似たものがあります。間(あいだ)、音と音の間、動作と動作の間、間を楽しむことは、その時その瞬間を楽しむことです。昔の言葉であいだは「あわい」というそうです。
あいだは間なのですが、あいだっていうとはっきり、こっちとあっちと線で引かれたあいだのように感じますが、あわいは、にじみを感じます。あっちとこっちのあいだの無限な空間のこと、声に出してみてください。「あわい」っていう空間が広がっていきます。ちょうど、能と歌舞伎のあわいにあるむすめ歌舞伎が、そのあわいの無限をいくことができたら、きっと、一つ段階を上がっていくことになるのでしょう。今回の公演は、能の抽象性と歌舞伎の大リアルのにじみが見どころです。私達は、わくわくしながら、公演というお祭りの山車を待っています。一昨日、つぼあわせ(演奏家の皆さんとのお稽古)でした。オランダ、ベルギーでの、「鏡獅子」の際に、ご一緒下さった方々です。あれから10年たちましたが、変わらずこの道を歩まれ益々ご活躍の皆さんです。
全員女性での勧進帳、本当に素敵です。ぜひ見てください。新しい力がめきめきわいてきます。
女性の不思議な力が、深くてふっくらとした、無限な感覚をもっていると感じます。
なんだか、いいです。
あいだは間なのですが、あいだっていうとはっきり、こっちとあっちと線で引かれたあいだのように感じますが、あわいは、にじみを感じます。あっちとこっちのあいだの無限な空間のこと、声に出してみてください。「あわい」っていう空間が広がっていきます。ちょうど、能と歌舞伎のあわいにあるむすめ歌舞伎が、そのあわいの無限をいくことができたら、きっと、一つ段階を上がっていくことになるのでしょう。今回の公演は、能の抽象性と歌舞伎の大リアルのにじみが見どころです。私達は、わくわくしながら、公演というお祭りの山車を待っています。一昨日、つぼあわせ(演奏家の皆さんとのお稽古)でした。オランダ、ベルギーでの、「鏡獅子」の際に、ご一緒下さった方々です。あれから10年たちましたが、変わらずこの道を歩まれ益々ご活躍の皆さんです。
全員女性での勧進帳、本当に素敵です。ぜひ見てください。新しい力がめきめきわいてきます。
女性の不思議な力が、深くてふっくらとした、無限な感覚をもっていると感じます。
なんだか、いいです。
by ooca
| 2011-10-09 01:31