季節のものさし
2012年 06月 28日
今の時期は、ゆかたを着ます。紺地に白抜き、白地に紺染めです。ゆかたは、昔は白と紺が多く、私もほとんどこの二色です。どちらを着るかは、その日のお天気なり、心持ちで選んでいます。雨の月、湿る時は、つややかでのびのびした草や木、石や道も、水を得て潤って、ゆかたの白地はよく映えます。この時期から、夏の盛りまで、私は、白地のゆかたを着ています。夏も終わりになり秋の予告には、紺地。若い人たちには、晩夏の白も、名残りの夏を追いかける若さによく映えますが、この頃の私には、白は梅雨から夏の盛りまでのようです。秋の訪れ時期には、白は、たち過ぎて、ごとごとしく、気持ちにそぐわなく感じるからです。よく考えたら、昔から周囲は、そんな感じで、季節を予感していましたね。
上品に、白地のゆかたを着て、初秋の日差しをうける自身を思いうかべてみますが、やはり、さみしさが立ちます。夏の終わりのお化けのように思えてしまいますから、年とともに着こなせないものとなってくるのですね。
今日は曇りです。やはり、まだまだ白地かな…。
上品に、白地のゆかたを着て、初秋の日差しをうける自身を思いうかべてみますが、やはり、さみしさが立ちます。夏の終わりのお化けのように思えてしまいますから、年とともに着こなせないものとなってくるのですね。
今日は曇りです。やはり、まだまだ白地かな…。
by ooca
| 2012-06-28 10:10