YouTube「玉兎」
2015年 02月 07日
昨晩、清元志佐雄太夫の語る玉兎を
聞きました。
玉兎の後半にある歌詞と曲、節、何より
志佐雄先生の温もりのある独特な【芸】
なんと言えば良いのでしょう、先生が逝かれ
てから、先生のことは益々懐かしく
突然のことでしたからもっとお話しを
うかがいたかった…と
未々お別れが受けとめられないのは、私ばか
りではないと思います。
YouTubeから突然、志佐雄先生
の心踊らす唄が流れ、何度も聞きました。
思いがけなく耳にし
この世にいらしていないと実感。
皆様YouTubeで是非お聞きください。
偶然にも昨日は先生の月命日でした。
「縁起」という考え方があるそうです。
縁起というのは、さまざまな存在の多様性が
全部関係しあい、さまざまな縁が、物質的な形
はなくなっても忘れ去ることはないので
何かが残っていく。このことは、孤独に
思う時を強く優しく支えてくれます。
玉兎の後半の「お月様さえー」を聞いていると
〈色は空、空は色、時なき世へ〉団十郎先生の
句まで思いだします。
芸と芸道の道は、自由になる方法を
学んでいるのです。そのことは、嘘はいけない
ことをまず教えていると思います。
存在の本質を問うのは、単純なことに向かっ
ていくためにあるのです。型や修養も自由にな
るためにあるのです。西行や、世阿弥
利休や近松や芭蕉を感じながら、そこに溶
け込んで日本の文化と深くかかわって
いくのは日本の伝統の生きる方法です。
その方法を知るには、大切なことがあります。
素晴らしい導き手に出会うことです。
文化は、社交や収入事業の為の方法では
ないことをもっと知って頂きたいと思います。
聞きました。
玉兎の後半にある歌詞と曲、節、何より
志佐雄先生の温もりのある独特な【芸】
なんと言えば良いのでしょう、先生が逝かれ
てから、先生のことは益々懐かしく
突然のことでしたからもっとお話しを
うかがいたかった…と
未々お別れが受けとめられないのは、私ばか
りではないと思います。
YouTubeから突然、志佐雄先生
の心踊らす唄が流れ、何度も聞きました。
思いがけなく耳にし
この世にいらしていないと実感。
皆様YouTubeで是非お聞きください。
偶然にも昨日は先生の月命日でした。
「縁起」という考え方があるそうです。
縁起というのは、さまざまな存在の多様性が
全部関係しあい、さまざまな縁が、物質的な形
はなくなっても忘れ去ることはないので
何かが残っていく。このことは、孤独に
思う時を強く優しく支えてくれます。
玉兎の後半の「お月様さえー」を聞いていると
〈色は空、空は色、時なき世へ〉団十郎先生の
句まで思いだします。
芸と芸道の道は、自由になる方法を
学んでいるのです。そのことは、嘘はいけない
ことをまず教えていると思います。
存在の本質を問うのは、単純なことに向かっ
ていくためにあるのです。型や修養も自由にな
るためにあるのです。西行や、世阿弥
利休や近松や芭蕉を感じながら、そこに溶
け込んで日本の文化と深くかかわって
いくのは日本の伝統の生きる方法です。
その方法を知るには、大切なことがあります。
素晴らしい導き手に出会うことです。
文化は、社交や収入事業の為の方法では
ないことをもっと知って頂きたいと思います。
by ooca
| 2015-02-07 08:46