市川櫻香の日記


by ooca
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ユーリー・ノルシュテェイン

12月10日名古屋能楽堂の「冬の日」の催しは、ノルシュテェイン、その映像詩の世界からはじまります。これは、川本喜八郎による、芭蕉連句アニメーション冬の日の発句。

3年前私はこの作品を美術館で見、その場で、私のまわりの沢山の方々を思い出していました。
はぁはぁ、ゼイゼイ、クシュン、ガラガラガラガラ、映像から懐かしい人の音が沸き上がってきたのです。
はぁはぁ、ゼイゼイは、祖母のお稽古を終えたときの音、クシュンは可愛い子供たちのお稽古場の音、ガラガラガラは、語り手の出番前のうがいの音、ノルシュテェインの描く空想の映像とかつての現実の世界がだぶって見えてきたのです。涙がかってにでて。

ノルシュテェインは昨年12月10日の来日していました。その時のインタビュー記事に

「私の美の概念は、その中で時が進むものであると思っています。時間の経過がその中で行われるということのすべてが、私にとって美しく感じられるのです。ですから、私にとっての美は、この世界から切り取られたものの中にはありません。必ずこの世界に結びついていることが重要なのです」
理解できます。
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by ooca | 2017-10-26 09:25 | 櫻香のつぶやき