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市川櫻香の日記


by ooca
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恋する旅

私どもが、2月25日、名古屋能楽堂で取り上げるのは、知立山車文楽です。東海道五十三次39番目の宿が現在の知立です。
五十三次の謂れを、二千年前のインドの書物から、江戸時代に「見立て」て東海道五十三次としたとすれば、昔の人は、勉強熱心だったのですね。古典書の内容は、 善財童子が文殊菩薩の命令に従い53人の善知識を訪ねていきます。53人の内容には、人間社会を構成しているあらゆる層の人が登場します。私達の祖先が、 東海道五十三次という形で日本の旅を思考していたと思うとわくわくします。旅に出て、三十九番目の 知立(池鯉鮒)宿は、いよいよ心深めていくあたりです。旅の中盤を越え、来た道を振り返る、いく道の不安も。 ここが、味わいの深まる部分です。
文化財や、古典を、心の旅の栄養源にします。 
2月は静まる月、じっくりと、私たちと。
お待ちいたしております!

「文化財と古典」の「見方」
2月25日(日)
1部、知立山車文楽の旅
狂言「知立詣」鹿島俊裕/知立神楽保存会
知立山車文楽「伊達娘恋緋鹿子」火の見櫓の段
知立山車文楽保存会、本町人形連、知立市義太夫会

2部、芸と旅
【花の旅】平家物語から重衡の見る東海道
語り:鹿島俊裕
【鳥の旅】杜若と隅田川のものがたり
○お話○詩人村瀬和子
【風の旅】一管による能「杜若」より
能管:藤田六郎兵衛
【月の旅】古典の名作「隅田川」の見方
●渡し守:能、高安勝久
●清元「隅田川」
子をたづねる母:市川櫻香
三味線:清元美治郎
浄瑠璃:清元清美太夫
笛:福原寛

チケットお申し込み
mkabuki@docomo.ne.jp
fax052-323-4575
名古屋能楽堂
愛知県芸術文化センター地下2F
お問い合わせ
052-323-4499
知立市民の皆様は地域優待をお使いください。
知立市役所0566(83)1133・担当/近藤

開演前に
知立市民の方々による(在原会)
お菓子とお抹茶で開演前をお楽しみください。
12時より能楽堂会議室
併せて
知立神楽保存会による笛のレクチャー
知立山車文楽人形の展示
12時30分より
特別プログラム「東海道の旅」
お話/山本祐子(名古屋市博物館調査研究員)



by ooca | 2018-01-27 08:58 | 未分類