『ほど』について
2019年 08月 22日
竹本葵太夫さんのツイッターで『稽古して思うのは、演奏の形と、その形をつくる性根との連動。人様の事はよく解るが、自身はどうかというと心もとない。来月の「沼津」や「寺子屋」は、そうした意味合いにおいて語りの「ほど」が知れてしまう』とあった。立回りの型や踊りの振りも同様、身体から生まれる表現は、型と三味線の付かず離れずの部分『性根との連動』である。つかず、離れずの部分が『ほど』。三味線に全部の動きがつくことを目標としては次の段階がない。その『ほど』の部分を伝えなくてはならない。
by ooca
| 2019-08-22 06:32
| 櫻香のつぶやき