日々
2020年 04月 26日
実在感のない授業をおこなっています。
以前より気になっていたことがここにきて表われてきました。
以前より気になっていたことがここにきて表われてきました。
そのことを書いてみます。
言葉は、音と意味により成り立ちます。
音には、実在感があり実感があります。
古典芸能の世界は、まだ字の読めない
小さな時に口移しで、私の場合は歌(浄瑠璃や謡)
のお稽古から始まりました。3歳前です。
意味よりも先に音から入り、敬語、古典の候う文
和歌、などと共に、基本の正しい息づかい、口の開け方、リズム、
言葉は、音と意味により成り立ちます。
音には、実在感があり実感があります。
古典芸能の世界は、まだ字の読めない
小さな時に口移しで、私の場合は歌(浄瑠璃や謡)
のお稽古から始まりました。3歳前です。
意味よりも先に音から入り、敬語、古典の候う文
和歌、などと共に、基本の正しい息づかい、口の開け方、リズム、
鼻濁音も教えてもらいました。
言葉には、伝えたいと思う気持ちがこめられることも学び、徐々に
言葉には、伝えたいと思う気持ちがこめられることも学び、徐々に
その方法も身体感として自然に身につけていきました。
言葉は、身体と心と共に覚えていくことが大切です。
そこには、音のない言葉もあります。
意味を伝えきれない言葉もあります。
いま、対面できない日常で、この部分を、どう伝えるかとても大切だと感じます。
「対面できないからこそ、このことを意識する時代になるのではないか」
言葉は、身体と心と共に覚えていくことが大切です。
そこには、音のない言葉もあります。
意味を伝えきれない言葉もあります。
いま、対面できない日常で、この部分を、どう伝えるかとても大切だと感じます。
「対面できないからこそ、このことを意識する時代になるのではないか」
という意見もあります。
これまで、私達の根底を伝えるのに、ふさわしい文字がありませんでした。
これまで、私達の根底を伝えるのに、ふさわしい文字がありませんでした。
それは、山や川や植物、石や鳥、花、風、水、すべて私達と同じ同根という考え
による、自然と一体化した世界観から生まれる考え方です。
その考え方について、私達は言葉を持たないで今日まできました。
ではどのようにその考え方が伝えられてきたか、と言いますと、これは
「道」として伝えられてきたのです。道とは、茶道や武道、書道、歌道、など
これら芸道と言われ、その道は生き方と直結された考え方です。
今では過去の日本の姿となりました。
この「道」の世界を分析しながら、新しく取り入れていくことに次の時代が
この「道」の世界を分析しながら、新しく取り入れていくことに次の時代が
求められなければならないでありましょう。
by ooca
| 2020-04-26 16:24
| 櫻香のつぶやき