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2010年 03月 29日 ( 1 )



  ひと月後の4月29日に、「北州」を踊ります。

  廓の生活が書かれた、全3冊を引っ張り出して、今晩こそ読んでおこう・・

 
 「北州」は廓の、花魁や遊客、廓の様々な女達

 太鼓持、禿、男衆、馬子、武士などが出て、その様子が描かれています。

 いえ、舞台に描かれていないとならないわけです。

   当時のその風情を想像するしかありません。

  
  「北州」のできた時代は、文化13年、1816年の江戸吉原、今から194年前。
 
  粋の文化といわれる退廃的、爛熟した文化の時代です。

 
  私の記憶の遊郭は、今から40年以上前の愛知県、犬山です。

 常磐津の師匠である祖母のお供をして, 幾年かの夏休みの一週間を
 
 犬山の廓で過ごしていました。

   祖母は、晩年、お稽古以外の時間は、喘息で大変な状態でしたが

   犬山のお稽古となると 何が何でも家からタクシーに乗り、犬山の

   お稽古場に行きつくうちには、納まっていて、お稽古では

   その様子も見せない人でした。
 
 
 朝8時半からお稽古でしたので、遅刻の芸者さんなどもいて。

 皆、綺麗で颯爽としていて、お稽古熱心でした。

 

 お茶屋さんの二階の連子格子には、姿見がずらりと並んで

 夕方にさしかかると、連子から入る日差しのきれいなこと

 男衆さんも混じり、支度となりますと、熱気が上がります。

  ある年の、石上げ祭りに、その二階で、お化粧を

                してもらったことを思い出します。

  
    祖母は、あのすべての空気を感じさせておきたかったのでしょう。

 
 「北州」の江戸 吉原は、想像を絶する粋のかたまりのような世界だったようです。
 
   タイムマシーンがあるなら、是非とものぞいてみたいものです。

 
     廓を描いた演目は大切なものと思います。   「がんばります~」

 

 
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by ooca | 2010-03-29 00:00 | 櫻香のつぶやき