市川櫻香の日記


by ooca
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28

2018年 02月 04日 ( 1 )

「人形は何かの分身らしい」知立の町や、神社を背景に山車文楽の人形を澤尾康博氏が撮影しているときに私が感じたことです。安倍晴明の式神の話や、芸能民が操った傀儡、人のかわりになって悪いことも良いこともするらしい。清明らが人形を秘法により童子の形に変えて召しつかった話しは、私の人形遊びの奇異な時間をよみがえらせました。異界と遊んだ記憶は、不思議によく覚えていてとても充実していました。
そんなお話しを朝日カルチャーで致します。
写真家澤尾康博氏の撮った知立の町での人形たちの写真もご紹介いたします。ふだんは山車の上で見る人形たちが別の顔をのぞかせています。
不思議な感覚です、人形たちが私達を「闇」の世界へ誘うように感じられます。
「見方」は、「心と体の地殻」奥底に眠るエネルギーを覚ますことを伝えてそれは日本文化の基層と考えることもできます。知立には、この基層を感じとることができます。土地に残っているモノ、コト、人の奥からにじみでるものから、私には懐かしい芸能の民の地層を感じます。
2月25日の名古屋能楽堂「文化財と古典」の「見方」は、知立の山車文楽人形の魔界感に少しは触れることができると考えています。歴史の暗闇を見つめることが文化の役割のひとつです。それを人形や古典芸能からえることも出来ます。
その場、その空気に遭遇することにより、ふだんの見方と違った見方を知り、それをまとう方法も、何かが浸透していくように身についていくことになります。その場やその空気がいかに大切か、芸道者が昔からそのことを重要に扱ってきました。

私達の今日、もはや魔界は、どこにもないかのように見えますが。

事前レクチャー講座をいたします。
2/11日曜日10:30~
名古屋市中区栄3-4-5スカイル10階
052-249-5553朝日カルチャー



[PR]
by ooca | 2018-02-04 00:18