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カテゴリ:櫻香のつぶやき( 449 )

古典の日々

今日は、お稽古場の空調点検を
しながら、夏の「古典の日々」
の計画を話し合いました。
点検しなから、お喋りしながら
昔のお稽古場の話しをしながら。

伝統芸能のお稽古とplus、、、
こんな事出来ると良いね、と計画様々。

さて、「古典の日々」はみなさんと
日常に、伝統や古典のことが話題になる
暮らしのことを言います。

伝統や古典は身近でないので、ちょっと
苦手、馴染まない人も多いと思います。
でも、馴染まないから、苦手ではもっ
たいないと思うのです。

わからないことが
わかると、その先がひろがり、つながる
のが日本の伝統や古典です。
















by ooca | 2019-03-17 21:17 | 櫻香のつぶやき
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人の休日の過ごし方も変わって
きています。
5月の休日、平家物語を語りそして
舞踊を上演いたします。

休日の過ごし方については
何かを成しとげる為の日という
よりは、学ぶ日として過ごす人が
増えているように思います。

800年語り継がれ、クリエイトされ続け
伝えられた日本の古典「平家物語」は
平安時代の末、貴族の支配する時代から
武士の時代へと大きく移り変わる歴史の
激動に生きた様々な人の物語です。

平家物語から芸能が沢山生まれました。
能楽「安宅」を生み歌舞伎「勧進帳」へ
平家の公達平重衡も能につくられ
「熊野」となり、歌舞伎作品になりました。
平家物語「敦盛最期」から歌舞伎の名作
「一ノ谷」も生まれました。
平家物語「嗣信」からは、美しい吉野山道行に
忠信の物語が生まれ。壇之浦の合戦は、知盛らの
壮絶と潔さが歌舞伎「大物浦の場」を創造させ
ました。平家物語は数えきれない芸能を生んだのです。

琵琶法師の「語り」により伝えられた平家物語の
面白さは、擬音の描写が多いことです。
その擬音を法師が語る時は、たぶん身体中で発っして
聞く人をひきつけたと思います。
私も語る時は、那須の与一や、鵺退治の頼政らの矢
そのものと同化しまたは、自身の放った矢を見守る
与一や頼政本人となり「ひゅっ、ひゃ」というよ
うに、最後の音は力を押し込め、体は息をつめ微動
だに動かず。息を殺すという、受動的な緊張をつく
ります。それは、願いに対する祈りと連動させ
半分は人物その人になり半分は、役者の自分が
采配をしているわけです。

平家物語を、戦のお話しだと
思う人がほとんどだと思います。
能楽評論家であり詩人の村瀬和子先生が
「平家物語は、武士の時代に書かれた
源氏物語ですよ」とおっしゃられました。
確かに、源氏物語の美しい女性達のように
平家物語で描かれた人たちは、みな花の
咲きこぼれるように感じられます。
軍戦記とは思えません。

私は巴や小宰相、静、千手、仏御前
そして建禮門院平家物語の女性たち
のことをもっと知りたくなります。
ライフワークにしてくことが
できればと思います。

まずは
◾3月19日(火)1時より
小説家奥山景布子先生と
一緒に平家物語、体感!
頼政▪▪▪▪▪▪▪語り
NHK名古屋カルチャー

◾4月7日(日)2時始
平家物語◾「実盛」語り
鶴舞、中部邦楽教室「半寿」
お問い合わせ090-5639-3900

◾5月3日2時より古川美術館
為三郎記念館創建85周年記念
「平家物語の世界」語りと舞踊
壇之浦▪▪▪▪▪▪▪▪
お問い合わせ052-763-1991

✨3月24日(日)2時から
体験、能楽、舞踊、長唄
鶴舞、中部邦楽教室/無料
お問い合わせ090-5639-3900

by ooca | 2019-03-12 14:29 | 櫻香のつぶやき

日々

私は子供の頃からとにかく歌舞伎やお能、茶道や花道が好きでした。伝統芸能や文化を習うお稽古場に生まれたので、今までその一心で過ごしてきました。私が喜びに感じるのは、これまで、あまり伝統芸能や文化にふれることのなかった方が、私たちの舞台に喜んでくださっているときや、昨日の刈谷市と名古屋鶴舞でのお稽古の催しのように、沢山の方と「芸」の楽しさを共有しているときとかです。お能の舞台やお稽古場にきて、座っているだけでも、楽しくてやがて神妙になる点も、私にはかけがえのないことです。


by ooca | 2019-03-10 07:45 | 櫻香のつぶやき

つな ぐ

3月はものの動きだそうとする月
芽が現れる目前の今日
創立100周年長唄吉住会の記念と
NPO三味線音楽普及の会設立20周年
記念のお祝いのご挨拶に
新装の東京会館へ行きました。

長唄吉住会、先々代家元のお弟子さん
でもある、豊田章一郎TOYOTA名誉会長
のお祝いのスピーチには
ほっこりとした空気が会場を包みました。
かつて長きにわたりお稽古を
されていた日々が、いかに楽しかった
ことか、とてもよく伝わりました。
豊田会長は名古屋に住まわれ
昭和34年伊勢湾台風後のお稽古のお話や
それ以前に、吉住家が名古屋に疎開され
ていた頃のお話などもされ、会場はゆる
りとなごみながら宴となりました。

吉住会代表の吉住小三代先生は
受け継ぐことは、新しく取り組むこと
それは、次代ごと。
といつも私に話されます。

この祝賀会は
私達が「なんのために芸をつなぐか」
について、心にすっと入ってくる
ように準備されていました。

貴重な映像からも、坪内逍遙の
「長唄らしくない長唄」の考案や
女性のたしなみとしての長唄に
向かったことなども
わかりやすく説明されていました。

私は、芸は非現実と現実の間に
あると考えています。
いわゆる、フィクションの中に
あると思うのです。そこにある
自分に、共感をする自分があり
そのことを楽しみにしていく
こういった経験を重ねて
芸に通じていくように思うのです

ご案内
◾「はじめての長唄」
長唄を一緒に唄いましょう
講師/吉住会代表吉住小三代
聞き手/市川櫻香

①3月9日(土)
1時半から3時
刈谷文化センター
②4時から
名古屋市鶴舞
「中部邦楽教室」
毎月第二土曜
ようこそ伝統芸能


































by ooca | 2019-02-27 02:03 | 櫻香のつぶやき

伝統芸能 のオススメ

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3月9日(土)刈谷総合文化センター
「吉住小三代先生」
長唄体験▪▪▪▪▪▪▪▪
小三代先生は、お能の名門
梅若家に生まれ、長唄六世
吉住小三郎氏に嫁がれました。
そのことを小三代先生が
ある時、若い頃を思い
出すように話されました。
「19歳の時にね、そーっと
植え替えられるように
お能の家から、長唄の家に
嫁いだの」とおっしゃられ
ました。

私はすぐに植物の
植え替えを思い出して

「そーっと」スコップで根
を傷つけないように植え替えの
時のあの感触を想像しました。

中世から、近世に時代が
変わるように、小三代先生の環境
が変わられたことは、様々に興味深
く思います。そんな貴重なお話しを
3月9日刈谷文化センターで皆様と
一緒にお話をうかがいます、

そして、今回の講座は
お話ばかりではなく、長唄体験を
皆様にしていただきます。

選んだのは長唄「勧進帳」です。
七代目市川團十郎(当時は海老蔵)
が能「安宅」から取材し歌舞伎に
しました。出典は、平家物語です。

先生の
お三味線から
都を出て琵琶湖をわたり
山々、峰から峰へ、兄頼朝から
逃げる義経一行
その心臓の音、息、緊迫
を想像しながら、長唄のひと節
を唄っていただきます。

唄う部分のテキストを書いて
おきます。内容がわかると
気持ちが入りやすく、その気持ち
が節や声の微妙な艶につながり
三味線の音色と楽しく物語を
想像することができます。
では、まず

謡ガカリ(お能の謡のように)

「旅の衣は、すずかけの
旅の衣は、すずかけの
露けき、袖や、しおるらん」

外記ガカリ(古い浄瑠璃のように)

「時しも頃は、如月の
如月の、十日の夜」

「月の都を、立ち出でて」

▪寄セノ合方があります。
(お三味線のみ、最も有名な部分)

「これやこの、往くもかへるも
別れては、知るも、知らぬも、逢坂の
山かくす、霞ぞ春はゆかしける
波路はるかに行く船の、海津の浦に
着きにける」

情報/解説

「義経記」では出発は
2月2日になっています。

「勧進帳」では2月10日です。
10日の月は日没前に上がり
夜半に沈みます。深夜、月が
出ているうちに都を出発し
月明かりで逢坂山を越えれば
夜半には、月が沈むので
追いかける者の目に止まらない。

「月の都」の描写は帰りたい都で
あっても、遠くになってゆく
月を見上げて、美しくも冷たい都
への思いが表現されています。

「これやこの 行くも帰るも
別れては、知るも知らぬも 逢坂の関」

百人一首にもある有名な古歌です。

この関所は、京からよその国に
行く人も、京に帰る人も、ここで
別れて、また、この関所を通る

義経一行も、関所を越え、船に乗り
琵琶湖を渡ってきた。またこの関所を
通り都に戻りたい、、そんな思いも。

昨晩越えた逢坂山を振り返るが
山はもう見えない。
霞が逢坂山を隠している。
琵琶湖を渡り北に来たが
都の春の霞が懐かしい
もう一度見ることが
できるだろうか。
または、逢坂山にかかる霞
が曇りかかる今の身の上と
重なり、払い、ぬぐえない霞
が恨めしくも感じられる。

◾最初の富樫の台詞から始めます。

富樫の台詞
「かよふに候ふ者は、加賀の国の住人
富樫の左衛門にて候
さても、頼朝、義経
御仲不和とならせたもふにより
判官殿主従、つくり山伏となって
陸奥へ下向あるよし、鎌倉殿
きこし召し及ばれ、国々へ
新関をたて、山伏を、かたく
せんぎせよとの、げんめいによって
それがし、この関をあい守る
方々、左様、心得てよかろふ」




by ooca | 2019-02-18 04:18 | 櫻香のつぶやき

いつも思い出すこと

今日も藤田六郎兵衛さんのことを思った。
吉沢さん、柴川さん、酒井さんと吉沢
さんのご持参のグレープフルーツピール
を口にしながら、藤田さんのことを
懐かしんだ。

このお稽古場のそこで、猩々をおふき
くださり唱歌され、ふと
「君はここで育ったんだ」
と話された。私は、ぽかんと
藤田さんのあの声を聞いていました。

お稽古場に来てくださった
その意味をさぐりながら、夏が来て
冬が来て春がきます。

小学校に教えにいった時
素敵な子供がいて、と話す

僕が、子供たちに、コップに
入った氷を見せて、この氷が
溶けたら何になる?と質問すると
みんな、水になると答えるけど
その一人の女の子が、春になる
と、答えたんだね。

僕はそんな子供たちを育てたいんだ。


by ooca | 2019-02-14 20:14 | 櫻香のつぶやき
さて、この半年間の事業について
ふりかえりますと、意を決してな
された歩みでしたが、実をいうと
みずからの意志によってなされた
ものではないーように感じます。
「縁」によって「航海」をしたよう
に思うのです。信じるという行為に
より、この事業の旅が進みました。
昨日の「直会」は、時間の過ぎる
ことを忘れ、この航海に乗り合わせ
た人との楽しいひとときでした。

疑念なく、信じ合うことこそ
これからの道には
欠かせないのです。
by ooca | 2019-02-04 10:19 | 櫻香のつぶやき
「尾張の遺産、殿様の写真、特別な展覧会」
慶長五年(1600年)関ヶ原の合戦は周知の
通り、徳川家康の大勝利。以後、江戸時代は
開幕から明治維新まで260年もの時が流れ
ました。私どもの事業は昨年の9月、名古屋
城孔雀之間から始まりました。維新から150年。
維新の成立と、江戸幕府の幕引きに欠かすこと
のできない尾張徳川十四代徳川慶勝の撮影した
写真を、縁(ゆかり)の地域を会場に展示致し
ました。歴史資料としての価値とまた、慶勝
個人の美意識、価値観も反映され、歴史の証言
を資料から読み取る以上に、社会的な背景や
時代の状況と地域の特徴を感じ取ることができ
たとご感想もいただきました。大名たちにより
生まれた江戸文化が、合理的な技術のあり方を
超えて、美の視点を社会と文化の根底に据え
独自な社会文化が想像されたことを推察。
NHK大河ドラマ「西郷どん」や奥山景布子著
「葵の残葉」最後の徳川たちの物語の人気に
より、より興味を持っていただく事ができま
した。開催地である【名古屋城・有松岡家
半田市亀崎望洲楼・名古屋能楽堂・京都
金戒光明寺・鶴舞本草閣・徳興山建中寺
岡崎六所神社】地域の文化遺産の中で開催で
きましたことにより地域の歴史を肌に感じる
ことができ各地での講座は地域と社会の関係
をさらに深く知る機会となりました。
歴史的建造物での展示は、畳の日本文化を重視
したお座敷を展示会場としました。写真は屏風
に仕立て設えました。鑑賞する皆様も、低い姿勢
でご覧いただき、日本の文化風習を実感して
いただきました。
事業の最後を図らずも「名古屋東照宮」
の修復へ思いを馳せることとなりましたのは
大変意義深く感じております。
「東照宮雅楽部」の演奏は、明治以降には
能舞台や名古屋城では演奏されておりません。
明治以前には「東照宮」「雅楽」はお城の中
の神事を司り数々の大きな行事を行っていた
そうです。また「お能」は武家のたしなみ
とされ、お城にはふたつの舞台を設えてい
ました。東照宮は「三の丸東照宮」と呼ば
れていたそうです。現在の金シャチ横丁あ
たりにあったそうです。日光の東照宮に
劣らぬ権現造りの極彩色で施されていました。
その様子を想像し、本日の「節分」季節の節目
鬼のうごめく時、東照宮児玉宮司様のお祓いを
賜り、一年の息災を祈り、芸能に心を潤して
頂ければ幸甚でございます。
最後になりましたが、本事業は
多くの皆様のお力添えを賜りました。
心より感謝申し上げます。


平成31年節分
日本の伝統文化をつなぐ実行委員会
by ooca | 2019-01-28 21:57 | 櫻香のつぶやき

節分パンフレットです

芸術で社会を変えるー「日曜日美術館」北川民次。
私には力はありませんが、芸術は水脈のような
ものだと感じました。
「尾張の遺産、殿様の写真展、特別な展覧会」が節分で閉幕です。各会場に、入らして下さった皆様、有り難うございました。ご協力くださいました皆様にも篤く御礼申します。
2月3日、最後になります!お会いできましたら!
by ooca | 2019-01-28 21:36 | 櫻香のつぶやき
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「よき筝は鐘の声に似たるなり」
日本の古典書に
筝をひかせていると
だれかが、今鐘の音が聞こえた言う
いえいえ、あれは、筝の声です
よい筝は、鐘の声ににているものですね

こんな会話が街中で聞きたいものです

しーんと、静まる2月です

名古屋東照宮が日光東照宮に
劣らぬ極彩飾に生まれ変わる
時を皆さんと楽しく想像します
by ooca | 2019-01-24 15:43 | 櫻香のつぶやき