市川櫻香の日記


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明日

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明日は、吉住小三代先生の特別なお稽古日です。
私がお三味線に熱中したのは、小学校前で、子供用の
小さなお三味線を祖母から渡されたころです。
多くの先生に恵まれお稽古をつけてもらいました。
なかでも祖母のお稽古は良いお稽古でした。
それは、まだまだ子供の私に、早間に弾く手や
始まりに使う手、怪しい人が出てくる時の手
戦いの手、おかめさんの出るような神楽の手
少しでも楽しくなるよう、短かなフレーズを
まるで英会話の単語を教えるように、教えて
くれました。大きくなりお稽古は、私が生まれ
る前から名古屋にいらしていた、京都
豊後半中師のところへうかがいました。
戦前は、二代目常磐津理喜臓をなのられて
いました。河竹繁俊氏他御有識者の方々の
御後援者に恵まれ、黙阿弥作品「三人吉三」
など沢山曲をつくられていました。
なかでも人気の曲は「七代目團十郎」と
「おりん(楢山節)」でした。最晩年、私の希望を
お聞き下さり、名古屋テレピアでリサイタルを開き
東西から沢山のお客様が名古屋に集まられました。
はなやかな芸でした。お稽古の時に、いつも
「強く、強く、しっかり、生半可はいけない」と仰られていた通りのお舞台でした。

さて、明日は
小三代先生のお三味線から「芸の人」に
しかないものを皆さんと一緒に想像して
みたいと思います。
小三代先生にしかない、芸の匂ひ
楽しみです。

お写真は、昨年のお稽古風景。
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# by ooca | 2018-06-23 02:25 | 櫻香のつぶやき

日々

昨日は、尾張文化サポータープレ講座。
この講座は「尾張の遺産、殿様の写真展」
をより愉しく皆さんと知ろう!の思いで
始まりました。
これから来年2月3日まで
体から心に、じわじわと惹き付けて
いくものに皆さんと一緒に
出会っていきます。

惹き付けられるものは皆さんそれぞれ
ある人は、お能から、また
ある人は歌舞伎から、絵や音楽からの人も。

惹き付けられるものと出会い
何か自分が変わっていく。
気づかないけど、ちょっとした変身に
向かってぼちぼち歩みだしたり

7月7日(土)は、お殿様の幕末から明治
「葵の残葉」の著者奥山景布子さん
写真大名尾張徳川家、最後の藩主慶勝公
江戸から明治に時代が変わる時をどう生き
たのでしょう。

6月23日は、吉住小三代先生の
「お三味線」を知ろうよ!

6月24日は、露地草庵「平家物語」
平家物語、今とても身近に感じられる時代
に思えています。
朗読市川櫻香
皆さんも、朗読を一緒に参加ください!
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# by ooca | 2018-06-17 14:11 | 櫻香のつぶやき
いよいよ、プレ講座が今週6月16日(土)始まります。
まず試してみてください!
「武家文化をたしなむ」尾張自慢の能のお話しや仕舞
を特別に実演、一緒に謡を体験してみましょう。
お殿様やその家臣の人たちが、とても気遣いしていた事がなんとなくわかるような気分になれそうです。
満面の笑顔は、時としてちょっとどうかと思うけど、適度の緊張と緩和から生まれた笑顔を見ると、素敵な時間にいることがとても嬉しくなったりして。
日々、そこはかとない、習い感覚や、学び的な日常を持っているのは、とても、とても幸せなものです。

尾張伝統文化サポーター講座
6月16日(土)能の謡体験、講師は、観世流シテ方吉沢旭先生です!吉沢旭先生のお話しは論理的でわかりやすく、立ち居振る舞いに和かなものを感じます。
お能の役者の方たちが皆同じではなく、それぞれの持ち味があります。伝統の表現者の体は、その仕事のこれまでが現れていると私は思っています。
時間は
大人15時~✴子供14時~
(30分前開場)
会場は
中部邦楽教室
地下鉄、JR,鶴舞駅から徒歩5分
地下鉄は六番出口
鶴舞は古書店が昔からたくさんありました。
古書店をのぞきながら、会場の中部邦楽教室へ

参加お申し込みは
電話0523234499
メールは、mkabuki2@gmail.com
名古屋市中区千代田3丁目10の3
日本の伝統文化をつなぐ
皆様のお越しをお待ちしてます!


次回は、7月7日(土)小説家奥山景布子先生から尾張の最後の藩主徳川慶勝公のお話しを伺います。
奥山先生は、2018年「葵の残葉」が新田次郎文学賞を受賞された旬の方です。お話しもエネルギッシュで愉しみです。
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# by ooca | 2018-06-14 12:57 | 櫻香のつぶやき

秘伝「 花 伝書」

「そもそも、人生を豊かにする「申楽」という芸能は、その起源をたずねてみれば、一つには遠く海の外インドから伝わった流れがあり、また一つにはわが神代からの伝統を継承しているものであるー」
これは、花伝書の序の冒頭の現代語訳です。私は、花伝書を中学生の頃に購入しました。古書に囲まれた邦楽家の環境に生まれ、芸能という特別な技芸の世界に生まれて、自分がいったいどのように芸に向かっていくか真剣に考えていました。
本は、容易に理解できるものではなく、若い時期は「年来稽古条々」の自身の年齢の部分や、未来を想像し、自分の年齢にあたる部分を読んでいました。
私は第四神儀篇が好きです。観阿弥が、歴史を説くことの重要性を主張しています。
猿楽者らは、戸籍のない民であり、社会的地位や身分いとなむ芸の内容も含め、身分を卑しめる環境に甘んじていた。その卑屈さから抜け出させるために観阿弥は、尊重すべき長い歴史を持つ芸道者としての自覚を持つこと、自分たちの歩んできた芸道に自信を持たせようとした。芸道者への自己開眼という重要な意図を感じることができます。
芸術性を持つことにより、社会の中で生きていく価値を見出だしていった。
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# by ooca | 2018-06-12 01:08 | 櫻香のつぶやき

義経

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なかなか、ブログを更新できず
5月も末になりました。

毎月、幾度も新幹線で
東西に出かけていますが
名古屋は、どちらに向かうのも
大変便利です。

このお写真は、柴川菜月さんです。
船弁慶の義経ですね。

魑魅魍魎の世の中、昔も今も
変わらないようですが

義経が、牛若丸時代に出会った
鬼一法眼、陰陽師でありながら
兵法の虎の巻を持つ怪しい人物です。
義経は、その虎の巻から学び
戦い抜いていきます。


「平家物語」に面白い話がありました。
源平いづれかにつくかーと決断を迫られた
熊野別当、ため増が紀州田辺の新熊野社で
託宣をあおいだところ、白旗、つまり
源氏につけ、とお告げを受けます。
義経側についた時の、平家側の憔悴

山、海、その間をつなぐ社会
この社会を下地にした動きには
流れをつくる、法則みたいなものが
あるのでしょうか
怪しくも、厳しいものを背負った
人たちのパワー

わからないなりに、想像

先月から毎月
「平家物語」を語るーと決めました。
ですから移動中には、必ず読んでいます。
併せて「鬼がつくった国、日本」
読み直しています。
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# by ooca | 2018-05-25 16:18 | 櫻香のつぶやき